シード 6月の株主総会で 社長交代 経営戦略は変化の予想
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シードは6月の株主総会で 佐藤隆郎さんが新社長に就任し 経営戦略も変わって来ることと思います
シードより、
海津雅彦さんと山本知佐大阪所長、
佐藤さんが来社されました。
今回のメインの話題は、
シードのサブスクリプションシステムの
らくらくシステムについてです。
最近は、各メーカーから
新しいシステムについての来社が続いています。
メニコンのメルスプランのように
会員制の販売方法を類似した方法で
各社が取り組み始めています。
シードのらくらくシステム、
アルコンのマルロ、
ボシュロムのボシュロムプラス、
J&Jの定期便などの他に
大手眼鏡店などの類似的な販売を始めて
これまでのように
メニコンのメルスプランの一強体制が
変わり始めています。
では、シードはどうするのか?
どうすればらくらくシステムの
シェアを高めることが出来るのか、
シードにとっても大変大切な問題です。
らくらくシステムの他に、
近視抑制のオルソケアトロジーの
システムもあります。
オルソケラトロジーとは、
就寝中に専用のハードコンタクトレンズを装用し、
角膜の形を整えることで、
日中は裸眼で過ごせる視力矯正法です。
手術をせずに視力を改善できるため、
特に近視の進行を抑えたい子どもや、
日中のコンタクト装用が
難しい方に選ばれています。
児童向けの近視抑制については
保護者の方も子どもの近視抑制に
大きな関心を寄せています。
過去に比べて現代では、
スマホやタブレットが
日常生活の中に入り込んで
学校の教育現場にも使われています。
情報収集については
とても便利なツールですが
文字が小さく、使う時間も長く、
太陽光を浴びないで室内で過ごす時間が
長くなっていることから
近視の進行は今後とも
本人と保護者にとっては
自覚と対策が大切です。
シードは6月の株主総会で
これまでの浦壁昌広社長から、
佐藤隆郎さんが新社長に就任し、
経営戦略も変わって来ることと思います。
使い捨てレンズの需要は年々伸びていますが
レンズを供給するメーカーや
自社ブランドで販売する競争企業が
どんどん増えています。
こうなると、市場はシェアを争い合う
レッドオーシャンになってしまいます。
(過去ブログ:SEED(シード)社長交代のご挨拶)
そこで、
独自の販売システムを作り
ユーザーを囲い込んでいこうという考え方は
各社とも同じ方向に進んでいます。
そうなってくると、地域ごとの有力な
小売販売の取り合いが始まっています。
シードと協議していると
他のコンタクトレンズメーカーと
良く似た課題を感じます。
新しい社長はどのような経営戦略を
とるのか、まだわかりません。
社員のみなさんも
現在時点ではどのような経営戦略をとるのかは
これまでのらくらくシステムを
伸ばしていくという方向のようです。
各メーカーは、自社の製品を
より多くのユーザーに届けるため、
販売力や信頼のある店舗との
関係づくりに力を入れています。
まさに陣取り合戦の様相を呈しており、
サポート体制の充実など、
競争はますます激しくなってきています。
私たち小売側としては、
単に便利そうだからと飛びつくのではなく、
どのシステムが最終的に
お客様の満足につながるのか
という視点を持つことが重要です。
そのためにも、現場での実用性や
運用のしやすさを
見極めていく必要があります。