沖縄は長生きできる「ブルーゾーン」 「長寿県」として 世界から注目されています

投稿No:10281

沖縄は長生きに最適な場所「ブルーゾーン」だった! 沖縄は世界的に見ても 長寿者の多い地域です

雑誌 プレジデント

興味を惹かれる内容を見つけました。

今回読んだプレジデントは

「老化が早い人、遅い人の習慣」

だったのですが、その中で、

「寿命は住む場所で決まる」という

見出しがありました。

誰もが長生きしたいと思うのは

当然のことです。

長生きできるに越したことはありませんが、

住む場所で寿命が決まるとは

どういうことなのか

気になって、じっくり読んでみました。

ブルーゾーンについて。

長生きの背景には、遺伝や医療だけでなく、

ブルーゾーン」と呼ばれる暮らし方が

関係していると書いてあります。

ブルーゾーンとは、

世界各地を調査し、

健康で長寿な人が特に多く暮らす

5つの地域を名付けたものです。

世界の5大ブルーゾーンとして知られるのは、

イタリアのサルデーニャ島、

ギリシャのイカリア島、

コスタリカのニコヤ半島、

アメリカ・カリフォルニア州のロマ・リンダ、

そして日本の沖縄県です。

沖縄は「長寿県」として

世界から注目されています。

特に高齢女性の平均寿命が非常に高く、

90歳を過ぎても元気に畑仕事をしたり、

家族や近所の人たちと

笑い合う姿が見られます。

片山正喜さんの畑

なぜ、沖縄ではこんなにも多くの人が

ただ長く生きるのではなく、

元気に楽しく、人生を

全うできるのでしょうか。

ブルーゾーンに暮らす

長寿の人々の生活を詳しく分析した結果、

共通する9つのルールがあるようです。

①自然な運動を日常に取り入れる

②明確な目的を持って生きる

③日々の中でストレスをリセットする

④ 腹八分目で止める

⑤バランスの良い食事を心がける

⑥信仰心を持つ

⑦地域とのつながりを大切にする

⑧家族を優先する

⑨生きがいを持ち続ける

です。

食生活です。

沖縄の食事は、野菜や海藻、豆類、を良く食べ

豚肉や魚を無駄なく使っています。

植物性食品を多く取り入れ、

低脂肪・高たんぱく・ミネラル豊富な

構成となっていて、

体に非常に良いそうです。

しかし、沖縄の長寿を支えているのは

食だけではありません。

むしろ、もっと深いところで

人々の健康と幸福を支えているのは、

「心」と「つながり」だと思うのです。

沖縄では信仰心が

今も生活の中に息づいています。

祖先を敬う気持ちが強く、

毎月のように仏壇に手を合わせ、

年中行事では家族や親戚が集います。

こうした習慣は

感謝の気持ちや心の安定を育む

重要な役割を果たしているそうです。

家族のつながりの強さも

沖縄の大きな特徴です。

三世代が同居したり、

近所に暮らすケースも多いのです。

年長者が家庭内でも地域内でも

役割を持ち続けています。

日々の小さな役割が、生きがいを感じる

原動力になるのです。

また、沖縄には

「ゆいまーる」という精神が

今も息づいています。

たくさん魚が獲れたら分け合って、

たくさん農作物が出来たら分け合って、

たくさん頂き物があったら分け合って、

またその後からは、たくさん得た人から

まわってくるという、良循環です。

朝日会

そんな中で育つ子どもも、年老いた人も、

孤立することが少ないのです。

孤立は老化を早め、寿命を縮める

大きな要因の一つとされています。

孤独にならず、ストレスを溜め込まず、

穏やかに年を重ねていけるのだと思います。

紹介した沖縄の暮らしぶりすべてが、

私が沖縄という場所を

心から好きな理由です。

これまでに何度も何度も沖縄を

訪れていますが、行くたびに心が

満たされるような安心感に包まれます。

仕事に追われる日々の中で、

沖縄という場所は、私の精神のバランスを

整えてくれる大切な場所になっています。

最近は仕事が忙しくてなかなか

行けていませんが、

これからもまた沖縄へ行き、

沖縄の習慣に触れながら、

心も体も元気になれる時間を

大切にしたいと思っています。

沖縄恩納村

沖縄の暮らし方には、長生きのヒントが

たくさん詰まっているのです。

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