アルコン デジタルマーケティング 新しい顧客開拓を目指して 「経済発展の理論」
投稿No:10216
アルコン 経済発展の理論』を著したシュムペーター「経済はぐるぐる同じところを 回るような循環だけでは 成長しない」
アルコンから、
アルコン ビジョンケア事業本部
ビジョンケア事業部 デジタル部
部長 キム ジェウン(ジェイ)さんと、
デジタル部プラクティスソリューションズグループ
グループマネージャー 鮫島 洋さん、
我が社の担当の兒島 弘文さんが来社されました。
今回も、話題の中心は
新システムのマルロについてです。
ここ数か月の間、
今後の運営方針や展開の可能性について、
じっくりと意見を交わしています。
マルロについて
たくさん話し合いを重ねていく中で、
今回、ふと思い出したのが、
私が社会人大学院時代に読んだ一冊の本、
「経済発展の理論」です。
『経済発展の理論』を著したシュムペーターは、
新結合として5つのイノベーションを挙げています。
①新しい財貨
②新しい生産方法
③新しい販路
④新しい供給源の獲得
⑤新しい組織の実現です。
我社のような人的サービス企業で求められる新結合、
即ちイノベーションとは何でしょうか。
物を造らないサービス企業では
サービスの新しい提供方法があります。
インターネットを経由する新しい販路、
新しい組織をメルスプランでは提供できています。
大企業や製造業だけが
イノベーションを起こしているのではなく、
我々の様な人的サービス企業にも
イノベーションの機会があるのです。
大学院で博士を目指していた当時の私は、
ページのあちこちにマーカーを引き、
数々のメモを書き込んで
じっくりと読み込みました。
シュムペーターはこの本の中で、
「経済はぐるぐる同じところを
回るような循環だけでは成長しない」
と言っています。
そうではなくて、
今までになかった新しい動き、
つまり「イノベーション」が起こることで、
初めて経済は前に進むのだと考えました。
そして彼が言う「イノベーション」とは、
単に新しい技術が生まれることではなく、
「今あるものを、
新しい組み合わせで活かすこと」
だとしています。
これをシュムペーターは「新結合」と呼びました。
経済成長とは、単に市場が拡大したり、
生産性が向上したりすることではないのです。
むしろ、既存の仕組みに風穴をあけるような
「イノベーション(革新)」こそが、
真の経済発展をもたらすと論じました。
単に技術革新にとどまらず
既存の技術やサービスの新しい結合(新結合)
つまり、今までにないやり方で
活かすことこそが、
イノベーションの本質だというのです。
今回の話し合いの中でも、
我が社の現場において、
どのようにマルロを位置づけ、
どのように顧客との新たな関係性を
築いていけるのかについて、
議論が交わされました。
我が社に
足を運んでくださるお客様の多くは、
長年にわたりお付き合いのある方々です。
長い歴史とともに、多くの「慣習」や
「定番のやり方」が積み重なっています。
これらは決して悪いものではありません。
むしろ、我が社の接客や信頼の
積み重ねの結果でもあり、
多くのお客様に安心して通っていただける
土台が築かれてきたのです。
しかし一方で、
世の中の購買行動は
ここ数年で大きく変わってきました。
今後、マルロという新しい仕組みを使って、
これまで我が社に
足を運ぶことのなかった層のお客様を、
我が社に来てもらうようにするには
どうしたらいいのか、
シュムペーターの考えを含めながら
話し合いました。
これから、マルロを通じて、
よりよいサービスを
お客様に提供していきたいと思います。
そして、時代の変化に
しなやかに向き合っていきたいと思います。
まとめ
デジタル施策の組み合わせで新規客層を開拓!
SNS発信(Instagram・TikTok・LINE)で若年層にリーチ
Google・SNS広告で地域ターゲティング
アルコンとのコラボでブランド力活用
Googleマップ・口コミ対策でローカル集客
O2O施策(キャンペーン・体験会)で来店促進
これらを組み合わせることで、
神戸エリアで新規顧客を効果的に獲得できます!
どの施策を優先的に実施するか、
ターゲットに合わせてカスタマイズする必要があります。
デジタルマーケティングの実施
短期的に集客するなら
→ SNS広告・Google広告・インフルエンサー活用
中長期的にファンを増やすなら
→ LINE公式・地域SEO・SNS運用
メーカーと連携するなら
→ キャンペーン・公式サイトからの送客
ターゲットや目的に応じて、
適切な施策を組み合わせてみてみることです。
神戸の市場に合わせたデジタルマーケティングで、
新規客層の開拓をトライしてみましょう。