【社長経営学】シリーズ66 初めての学会発表  研究とは「研ぎ澄まし、究めること」

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初めての学会発表   研究とは「研ぎ澄まし、究めること」【社長経営学】シリーズ66

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初めての学会発表

「博士号とりたいな、とりたいな」と思っても、

取得は簡単ではありません。

博士論文を書く前に、外部評価として

専門性の高い2つ以上の学会から、

査読付き投稿論文を採択されることが条件です。

手順を踏んでコツコツと研究を深め、

投稿論文を採択されるように励みました。

夏休み前のゼミでは、

学会発表の予定原稿を

パワーポイント(PP)を使って

ゼミの皆さんに聞いてもらいました。

大阪市立大学

指導教授が、私の発表を聞き、発表の内容や、

理論的な展開、発表態度などについて、

細かい指導をして頂きました。

先生の質問や指摘から

改善点を見つけていくことが、

研究のより高い完成につながります。

大阪市立大学

明石ゼミは浅野さん、竹田さんと私の3人が、

1週2人ずつ交代で研究報告をするので、

3週間に2回の報告当番が回ってきます。

発表が終わるとすぐ、次回の発表までに

研究テーマに関係する多くの参考文献を

読んで情報・知識を深くします。

大阪市立大学

社会人は

ついつい実務的な面に気持ちが傾き、

アカデミックな研究から

逸それてしまうことがあります。

大阪市立大学

そうなると、研究者の集まる学会へ

投稿論文を提出しても、

査読に耐えられなくなってしまいます。

博士課程と修士課程と違うことは、

研究が深くなっていくことです。

研究とは、「研ぎ澄まし、究めること」を省略した言葉です。

大阪市立大学

基本的なスタンスは、

先行研究でも不明確なこと、

わかっていないことを明らかにすることで、

研究に寄与する研究型です。

厳しい指導に耐えた結果、

夏には最初の学会発表の骨子ができました。

報告要旨を練りに練って書き上げ、

学会発表に応募しました。

秋になって、

立教大学で行われた

経営行動科学学会で学会発表を行いました。

経営行動科学学会開始前に、

発表する予定の教室に行って、

下見をしてみます。

教室をのぞいてみると、

あまり大きくない教室ですが、

教室にはオルガンがあり、ここで賛美歌が、

以前には歌われていたことが分かります。

一応、この教室の

演台に立って、

声が後ろまで届くかどうか、試してみました。

広くない教室なので、大丈夫のようです。

これで準備満タンです。

予想される質問を想定し、

回答を準備していました。

教室には北居ゼミ同窓生が応援に来てくれて、

満足できる結果になりました。

松葉博雄

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