都道府県 | 人数 |
---|---|
大阪府 | およそ1,800人 |
岐阜県 | およそ1,000人 |
三重県 | およそ1,000人 |
東京都 | およそ900人 |
愛知県 | およそ890人 |
市区町村 | 人数 |
---|---|
広島県福山市 | およそ600人 |
宮崎県日向市 | およそ500人 |
埼玉県熊谷市 | およそ380人 |
三重県いなべ市 | およそ220人 |
岐阜県高山市 | およそ200人 |
出典 https://mishablnc.hateblo.jp/entry/2024/02/13/174122
「苗字制定記念日」という記念日があるそうです。
この日は、1875年(明治8年)に
政府が発布した「平民苗字必称義務令」によって、
日本全国のすべての人が
苗字を名乗ることを義務付けられた日です。
今では当たり前のように苗字を持ち、
日常生活の中で使っています。
苗字を持つようになった歴史について、
気になったので少し調べてみました。
苗字は武士や貴族など一部の特権階級しか
名乗ることができませんでした。
江戸時代以前、
日本では貴族や武士、
神官などの特定の身分を持つ人々だけが
苗字を持つことができました。
一方、農民や町人などの庶民は、
原則として苗字を持つことが
許されていませんでした。
明治時代に入り、日本は
近代国家を目指す改革を進めていました。
その一環として、1870年(明治3年)に
「苗字許可令」が発布され、
すべての平民が苗字を名乗ることを許可されました。
「苗字を持つと税金が増える」
「政府に厳しく管理される」と考え、
苗字を名乗ることを避ける傾向があったそうです。
そのため、苗字の普及は進みませんでした。
そこで政府は、すべての国民に
苗字を強制するための法令
「平民苗字必称義務令」 を発布しました。
これにより、日本全国のすべての人が
苗字を名乗ることが義務化されました。
これが1875年(明治8年)2月13日であり、
この日を記念して「苗字制定記念日」が
制定されたそうなのです。
今から150年前です。遠い昔ではありません。
庶民が苗字を持つことが義務付けられたものの、
新しく苗字を決める必要がある人々は
どのようにして自分の苗字を選んだのでしょうか?
最も多かったのが、自分が住んでいる場所の
名前を苗字にする方法です。
他には、自分や家族の仕事にちなんだ苗字も
多く見られたそうです。
また、格式を高めるために、
由緒ある苗字を選んだ人もいました。
こうして、短期間のうちに
全国の庶民がそれぞれの苗字を
決めることになったようです。
約30万種類以上の苗字が
存在すると言われています。
その中でも、私の苗字である「松葉」は
令和7年時点で、「松葉」という苗字は、
日本全国で約13,300人から14,000人ほど存在し、
苗字の多さでは全国で
約1,280位から1,290位に位置しているようです。
あまり多い苗字ではないので、
ルーツが気になり、以前、
松葉姓について自分なりに調べた事があります。
樹齢250年以上と推定される、
国の天然記念物に指定されている
久米島のリュウキュウマツです。
高さが6m、幹の周りが4.3m、
枝が地面をおおう面積は250㎡にも及びます。
外見から見ると多くの枝が集まり、
葉は「松葉」です。
さんプラザコンタクトレンズの
マークに考えるときにも
参考にしたことがある松です。
五枝の松は、1本の松から、5枝が伸びて、
大きな繁栄を意味しています。
松葉だらけですがその根は一つです。
松葉姓はもともとこの「五枝の松」のように
どこかで繋がっているのではないでしょうか。
歴史資料、郷土史、個別資料との検証です。
歴史資料については、参考文献として
「東鑑」「尊卑文脈」「系図纂要」
「大日本古文書・家わけ十四」「平賀氏系譜」
などがあげられます。
郷土史としては広島県の
「賀茂郡史-中世武士編-(飯田米秋著)」があります。
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戦国時代、安芸南部で活動した
国人領主平賀氏は太政大臣良房の後裔といい、
平賀系図によれば
松葉遠江次郎資宗が始祖となっている。
資宗は『吾妻鏡』に松葉次郎とみえ、
尾張国松葉庄を領有し松葉氏を称したのだという。
源頼朝の旗揚げに参加し、
源平合戦における功によって、
出羽国平鹿郡、安芸国高屋保、上総国桜屋郷、
越中国油田条などを領有するようになった。
資宗は源実朝の学問所番衆を務めており、
文人としての才能もあったようだ。
情報を頂くよう、呼びかけた事があります。
個人情報について
頂いた情報は、松葉姓の研究のみに使用し、
ウェブページで公開する際は、
ご提供者の確認と許可を得て公開しています。
都道府県 | 人数 |
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大阪府 | およそ1,800人 |
岐阜県 | およそ1,000人 |
三重県 | およそ1,000人 |
東京都 | およそ900人 |
愛知県 | およそ890人 |
市区町村 | 人数 |
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広島県福山市 | およそ600人 |
宮崎県日向市 | およそ500人 |
埼玉県熊谷市 | およそ380人 |
三重県いなべ市 | およそ220人 |
岐阜県高山市 | およそ200人 |
となっているようです。
(引用:名字由来net)
こうした歴史の積み重ねの上に
成り立っているのです。
自分の苗字のルーツを辿ると、
知らなかった歴史や
意外な発見があるかもしれません。
たまには、自分の苗字の由来を
調べてみるのも面白いものです。