ルミナリエ30周年 神戸の街と市民を 明るく照らし 大きな感動と勇気を与える

ルミナリエ30周年 神戸の街と市民を 明るく照らし 大きな感動と勇気を与える

阪神淡路大震災から

30年が経った2025年の今年は

ルミナリエも30周年を迎えました。

東遊園地でも開催されているという事で

暗くなる時間帯を見計らって

足を運んできました。

17:30頃到着するとまだ少し明るいですが、

イルミネーションは点灯しています。

やはり暗い方が綺麗に見えるので

もう少し暗くなるまで、園内で待ちます。

会場には、老若男女、沢山の人が

訪れていました。

ルミナリエが始まったのは

阪神淡路大震災から11か月後の12月です。

未だ復興途上にあった

神戸の街を照らすべく、

神戸ルミナリエが開催されたのです。

開催当時、神戸の街と市民に

大きな感動と勇気を与えました。

当初は、1回きりの予定だったのですが、

継続開催を求める声が多く寄せられて

翌年の開催も決定したのです。

会場を見ていると今年も、

ルミナリエ宝くじが開催されています。

これは1999年から行っていて

このくじの収益金の一部が

開催経費に充てられるということです。

限定切手なども売っていました。

だんだんと暗くなり、

イルミネーションが綺麗に見えてきました。

2020年に新型コロナウィルスが

世界的に流行した時、

このルミナリエは3年連続で

開催が中止になっていましたが

昨年の2024年に4年ぶりの開催を果たし、

今年もこうして開催されました。

メインのこの大きなイルミネーションは

全長78メートル、最後部の高さ22メートル

もあるそうで、存在感もあり圧巻です。

これまで、ルミナリエは

何度も見ているのですが

今回、久しぶりに訪れました。

久しぶりに見ると、

やはりとても綺麗で感動します。

こうして見ていると、震災のあった年、

ルミナリエが開催されたことの記憶が

だんだんと蘇ってきます。

あの頃、多くの人々が悲しみに暮れ、

神戸の街はまだ傷跡を残したままでした。

しかし、夜の闇を照らすように輝く

ルミナリエの光を見上げたとき、

誰もがその美しさに心を奪われたのです。

ただの装飾ではなくて、

絶望の中から立ち上がるための象徴で、

ここからまた歩みを進めていこう、という

力強いメッセージでした。

ルミナリエを見に来ている方々は

誰もがそれぞれの思いを

胸に刻んでいることと思います。

こうして、今でもたくさんの人々に

感動を与えているルミナリエですが

資金繰りは年々厳しさを増しているそうです。

特に、近年では運営資金の確保が

大きな課題となっており、

存続の危機が指摘されています。

このような状況を受け、

運営側は資金調達のために

さまざまな対策を講じているようで、

メリケンパークの会場では

「未来への継続」を目的とした

500円の入場料を導入しています。

東遊園地の会場にも、至る所に

募金箱が設置されていました。

阪神淡路大震災から

30年が経過し、街は復興を遂げ、

多くの人々の暮らしが日常を取り戻しました。

しかし、あの日の出来事と、

それを乗り越えてきた人々の想いを

風化させてはなりません。

その記憶を次の世代へと受け継ぐためにも、

神戸ルミナリエはこれからも続いてほしいと願っています。

震災を知らない世代も増えましたが

ルミナリエの灯火は、

今も変わらず神戸の人々を照らし続けています。

当時の神戸がどのように苦しみ、

どのように立ち上がったのかを伝える

大切な光であり、次の世代へと

受け継がれる希望の証です。

最後に、

お土産屋さんを見て回りました。

ルミナリエの様々なグッズが売られています。

雑貨からお菓子まで

たくさん商品がありました。

この売上金も、

ルミナリエの開催資金となるそうです。

ルミナリエは

2月2日(日)までの開催です。

東遊園地、旧外国人居留地、

メリケンパークで開催されています。

ぜひ、足を運んでみてください。

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