#メニコン田中英成会長CEO退任 # 川浦康嗣代表執行役社長 がCEO就任予定
投稿No:10121
メニコン、2025年4月から新体制へ 田中英成会長がCEO退任 川浦康嗣代表執行役社長 がGEO就任予定
今年最後の支払い日に
とてもびっくりなニュースが
飛び込んできました。
2025年4月1日付で
株式会社メニコンの代表執行役が
体制変更することが決まりました。
メニコンのHPによると、
株式会社メニコンは、2024年12月24日、
現取締役兼代表執行役会長CEOの
田中英成より辞任届を受理し、
同日開催の取締役会において
2025年4月1日より現行の代表執行役2名体制から
1名体制に移行することを
決議いたしましたのでお知らせいたします。
あわせて、川浦康嗣は新たにCEOに就任し、
田中英成は2025年3月31日付けで
並びに代表執行役CEOを退任、
代表権を持たない名誉会長に
就任することをお知らせいたします。
とあります。
(引用:株式会社メニコン)
辞任の理由につきましては、
「所有と経営の分離をより明確にし
経営の透明性を向上させたい」
ということだそうです。
田中英成会長は、
創業者である田中恭一氏名誉会長の長男で
我が社にも何度か訪れた事があります。
(過去ブログ:メニコン田中英成社長 メルスプランの安全哲学の講話)
田中英成会長は、
2000年に代表取締役社長に就任して以来、
業績悪化の立て直しを図るため、
業界初の定額制会員販売システム「メルスプラン」を考案し
事業の柱として育成することで
国内ビジネスの拡大と安定化を実現しました。
この革新的なサービスにより、
メニコンは業績のV字回復を果たし、
安定した収益基盤を確立しました。
また、田中英成会長のリーダーシップのもと、
メニコンは経営改革を推進し、
業績を回復させました。
その結果、同社は東京証券取引所および
名古屋証券取引所の1部への同時上場を実現し、
企業価値の向上と信頼性の強化に成功しました。
また、ユーザーファーストの
商品開発の功績も残しています。
ユーザーの利便性と安全性を重視した
商品開発を積極的に推進しました。
特に、1DAYコンタクトレンズを
清潔かつ簡単に取り出せるケース
「スマートタッチ」を業界の新常識として展開し、
利用者から高い評価を得ています。
新CEOになる川浦康嗣社長は
2023年4月1日付で
株式会社メニコンの代表執行役社長
兼 COO(最高執行責任者)に就任したばかりで、
昨年末、新任のご挨拶に
我が社を訪れました。
(過去ブログ:メニコン 川浦康嗣 新社長 新任のご挨拶)
川浦康嗣社長は
1992年にメニコンへ入社し、
経営企画室での経験を積んだ後、
2006年にメニコンシンガポール副社長、
2010年には同社の社長に就任し、
海外市場での事業拡大に貢献しました。
2023年4月からは、代表執行役社長 兼 COOとして、
事業運営全般を統括しています。
川浦康嗣社長のリーダーシップのもと、
メニコンは世界的な近視人口の
増加という社会課題に対し、近視進行抑制や
スマートコンタクトレンズの開発など、
新技術の導入に注力しています。
また、コンタクトレンズ以外の
事業領域にも関心を持ち、
サプリメントやフレグランス事業など、
五感に関わるビジネスを通じて
人々の生活を豊かにすることを目指しています。
(参考:メニコン)
川浦康嗣社長が我が社に来た際は
食事会をして、その時に
川浦康嗣新社長より、私の方が
メニコンとの関係が長いので
川浦康嗣社長も知らなかった話をしました。
メニコンは
ハードレンズのメーカーで、
ハードレンズを改良することに力を注ぎ、
次世代のソフトレンズや使い捨てレンズの
開発に遅れを取りました。
これを挽回するために考えられたのが
メルスプランです。
メルスプランを始めた当時の思い出話を話しました。
(過去ブログ:メニコン 川浦康嗣新社長との食事会)
田中英成会長が
築き上げてこられた基盤の上に、
川浦康嗣社長の新たなリーダーシップで
どのような未来が描かれるのか、非常に楽しみです。
さらなる成長と挑戦を続けていくメニコンを、
これからも応援しています。