乾燥する季節に 冬のコンタクトケア 目の健康を守りながら 快適な冬をお過ごしください
投稿No:10106
乾燥する季節に 冬のコンタクトケア 目の健康を守りながら 快適な冬をお過ごしください
冬になると空気が乾燥し、
肌や髪と同じように、
目も乾燥しやすくなります。
特にコンタクトレンズを使用している方にとって、
目の乾燥は特に不快で、視界がかすんだり、
ゴロゴロ感を感じたりすることもあります。
乾燥は装着感を悪化させるだけでなく、
目の健康にも影響を及ぼすことがあります。
今回は、冬の乾燥シーズンでも快適に
コンタクトレンズを使用するための
対策をご紹介します。
目の乾燥が気になる理由
冬の乾燥は、暖房や外気の影響によるものです。
暖房の影響:エアコンやストーブの使用により、
室内の湿度が低下します。
特に暖房の風が直接目に当たると、
涙が蒸発しやすくなります。
外気の乾燥:冬は湿度が低く、
さらに冷たい風が目に直接当たることで
乾燥が進みます。
涙の分泌量の低下:寒さやストレスで
涙の分泌が減少することも原因の一つです。
これらの要因が重なることで、
コンタクトレンズ装用中の
目の乾燥感が強まるのです。
乾燥対策のポイント
冬の乾燥を防ぎ、目を守るために
できる対策はいくつかあります。
まずは、室内の湿度を保つことです。
部屋全体の湿度を保つには加湿器が最適です。
湿度は40~60%が目にとって快適な環境です。
定期的に水を交換し、
清潔な状態を維持することも大切です。
手軽に湿度を上げたい場合は、
濡れタオルを部屋に吊るしたり、
水を入れたコップを暖房の近くに置くと
良いようです。
これだけでも簡単な加湿効果が得られます。
暖房を使っていると、
空気が乾燥するだけでなく、
直接風が目に当たることもあります。
これを防ぐために、暖房の風が顔に
直接当たらないように
調整したりすることが大切です。
さらに、目の乾燥を防ぐために
人工涙液(目薬)を
こまめに使用することもおすすめです。
また、パソコンやスマホを
長時間使用する場合、まばたきが減少し、
涙が蒸発しやすくなるため、
意識してまばたきの回数を
増やすことが大切です。
さらに、画面を見ている際には
目を休ませる時間を作り、
長時間の装着を避けることも効果的です。
目が乾燥したと感じたら
すぐに目薬を使うことを習慣にすることで、
トラブルを未然に防ぐことができます。
コンタクトレンズの選び方も
乾燥対策に大きな影響を与えます。
適切なコンタクトレンズを選ぶことで、
乾燥の影響を軽減し、快適に過ごすことができます。
コンタクトレンズの乾燥しやすさには
「含水率」が関係しています。
含水率とは、
レンズがどれだけの水分を
保持しているかを示す指標ですが、
実は、高含水率のレンズは、
目の乾燥を引き起こすことがあります。
一方、含水率が低いレンズは水分を保持しやすく、
乾燥に強い傾向があります。
もともとレンズに含まれる
水分量が少ないため、
レンズが涙を吸収しにくく、
目が乾燥しにくいのです。
冬はこのような低含水率のレンズを選ぶことで、
目の乾燥を防ぎやすくなります。
冬に特におすすめなのが、
シリコーンハイドロゲル素材の
コンタクトレンズです。
この素材は酸素透過性が高く、
目に十分な酸素を供給できるため、
長時間装用しても
乾燥感を軽減できる特徴があります。
さらに、通常のレンズと比較して
水分を吸収しにくいため、
目の潤いを保つのに適しています。
また、目をしっかり休ませることも大切です。
家ではメガネを使う時間を増やし、
目を労わる習慣をつけることで、
コンタクトレンズを使う時間の負担を軽減できます。
冬の乾燥は
目に負担をかけがちですが、
適切なコンタクトレンズを選び、
正しいケアを行うことで
快適にコンタクトを使うことができます。
冬に適したコンタクトレンズを選ぶには、
眼科医や専門店での相談が最も確実です。
目の状態やライフスタイルに合わせた
最適なレンズを提案してもらうことで、
自分の目の状態に合った
レンズを選ぶことができます。
お客様の目の健康を第一に考え、
丁寧なカウンセリングを通じて
目の悩みや不安に寄り添います。
さまざまな目の状態や、
ライフスタイルに対応できる
豊富な種類のコンタクトレンズを
ご用意しているので、
お客様の目に最適なレンズ選びをサポートし、
長く快適にお使いいただけるよう
全力でお手伝いいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
2024年12月11日