沖縄から届いた 南国のフルーツ、野菜。 果物と野菜の区別とは?
投稿No:9970
沖縄もフルーツが美味しい季節です ゴーヤは果物か野菜か 果物と野菜の区別とは?
沖縄の友人から
たくさんの沖縄産のフルーツが
送られてきました。
箱を開けると、島バナナ、マンゴー、
パッションフルーツ、パイナップル、ゴーヤなど、
沖縄ならではの新鮮なフルーツや食材
がぎっしり詰まっていました。
沖縄の果物と言えば、私の好物で、
まずは、島バナナです。
スーパーに売っている
一般的なバナナとは、少し違います。
半分ほどのサイズです。 サイズは、小ぶりなのですが
常のバナナに比べねっとりとした濃厚な甘さに
程よい酸味と薫りがあります。
バナナはまだ
シュガースポットが出ていません。
もう少し追熟させてから
頂こうと思います。
お次は、マンゴーです。
鮮やかなオレンジ色でとても綺麗です。
沖縄のマンゴーは、特に大切に育てられています。
農家はマンゴーの木を厳選し、
手間暇をかけて栽培しているので、
とても美味しいのです。
沖縄を訪れた際には
ぜひ味わってほしい一品です。
他には、ゴーヤも入っていました。
たくさんのフルーツの中に
ゴーヤが入っていたので
ふと、疑問が湧いてきました。
ゴーヤは果物でしょうか?野菜でしょうか?
そもそも、野菜と果物は
どのように区別されるのでしょうか?
気になったので調べてみました。
フルーツ(果物)と野菜の区別は、
主に以下のような基準で行われます。
植物学的な視点からの区別です。
①果物: 果物は花の受粉後に形成されるもので、
種子を含む植物の部分です。
一般的に、果物は甘い味がし、
デザートとして食べられることが多いですが、
必ずしも甘いものだけが果物というわけではありません。
②野菜: 野菜は、植物の食用部分全般を指します。
葉、茎、根、花蕾(つぼみ)などが
野菜に分類されます。
野菜は主に主食や副菜として
食べられることが多いです。
ゴーヤは花が咲いた後に
果実として実をつけ、
その中に種子を含んでいます。
したがって、植物学的には「果物」に分類されます。
しかし、料理的な視点からの区別してみると、
不思議なことに、違った結果になります。
料理の観点からは、
食材の使用方法や味わい、
調理方法によって
果物と野菜が区別されることが多いです。
①果物:一般的には甘味があり、
そのまま生で食べることが多いです。
デザートやスナックとしての役割が強いです。
②野菜:主に料理の材料として使われ、
サラダ、スープ、炒め物など様々な料理に使われます。
味は甘くないことが多く、
調理によって美味しさが引き立つものが多いです。
ゴーヤは苦味が特徴で、
そのまま生で食べることは少なく、
炒め物や煮物、スープなどの料理に
使われることが一般的です。
このため、料理的な観点からは
「野菜」として扱われます。
ゴーヤは植物学的には果物ですが、
料理的な観点からは野菜として扱われています。
こういった論争は
他の野菜や果物でも聞いたことがあります。
まずはトマトです。
トマトは果物でしょうか? 野菜でしょうか?
植物学的な観点: トマトは植物の花から発生し、
種子を含むため、果物です。
料理の観点: トマトは主にサラダ、ソース、
スープなどの料理に使われるため、
野菜と見なされます。
面白いことに、アメリカでは
1893年の最高裁判決「ニックス対ヘデン事件」において、
トマトは関税法上、野菜として
扱われることが決定されました。
他には、スイカも聞いたことがあります。
スイカは野菜と果物どちらでしょうか。
植物学的な観点:スイカも花から発生し、
種子を含むため、果物です。
料理の観点: スイカは甘く、デザートや
スナックとして食べられるため、果物とされます。
スイカは植物学的にも
料理的にも果物として分類されます。
果物は花の受粉後に
形成される種子を含む部分を指します。
スイカは花から実をつけ、
その中に種子が含まれているため、果物なのです。
頂いたフルーツの中には
他にも、パイナップルや
パッションフルーツがありました。
どの果物も、生き生きとしていて
とても美味しそうです。
沖縄が大好きな私は、沖縄県産の
フルーツを食べると、まるで特別な
エネルギーをもらったかのように感じます。
沖縄に対する愛着や良い思い出が、
沖縄県産のフルーツを食べることで
よみがえるのです。
頂いたフルーツを食べながら
次はいつ沖縄へ行こうかと
計画を企てています。
こんなにもたくさんの美味しいフルーツを
ありがとうございました。