懐かしい想い出 夏の夜の満月 自然の中で過ごす 贅沢な時間です
投稿No:9965
梅雨が明け 夏本番の到来を告げる満月 美しい月の光に包まれながら お酒を楽しむ
近畿地方もやっと梅雨が明け、
待ち望んだ澄んだ夜空が広がりました。
その夜、空には美しい満月が輝いていました。
山の端から昇る満月は、雲に乗っているように
少しづつ東の空から登場です。
今日は満月です。
昇りたての満月は、赤く輝いています。
赤い光が宇宙から降り注ぎ、
淡路島の大地を優しく包む光景は
宇宙の神秘を感じるような幻想的な時間です。
梅雨明けを、まるで自然が
祝福してくれているかのような、
特別な夜のひとときです。
西の空には、
夕日の余韻がほのかに残り、
オレンジ色の光が広がっています。
その光が空に溶け込むように、
少しずつ夜の闇が訪れる様子は、
一日の終わりを告げる自然の芸術です。
明石海峡大橋はライトアップされています。
橋のライトがキラキラと輝き、海面に映る
その反射がさらに幻想的な雰囲気を作り出します。
まるで光の橋が夜空と海を繋いでいるかのようです。
夏の満月は、地球の自転との関係から、
とても低い位置に見えるのが特徴です。
太陽は、夏至がもっとも高く、
冬至にもっとも低い位置になりますが、
地球を挟んで太陽の反対側にある月はその逆となり、
夏は低く、冬は高くなるのです。
ゆっくりと、月がのぼっていきます。
海と月の相まりは、
静寂と神秘を感じさせる光景です。
重たい雲が去り、
爽やかな風が吹き抜ける中、
夜空には完璧な満月が輝いています。
大きく輝く月が空高く昇り、
その光が庭やテラスを柔らかく照らしています。
満月の光に包まれたテラスは、
まるで別世界のように感じられます。
この光景を見ながら、
静かな夜のひとときを過ごすのは、心の贅沢です。
澄んだ夜空に浮かぶ月は、
周囲を柔らかく照らし、隣地の元棚田まで
月明かりに包まれていました。
作った池に、いつの間にか
住みついてくれたカエルの声や
様々な虫の声が聞こえてきます。
カエルの鳴き声を聞いていると 蛙の笛を思い出し、、
ある歌が頭の中に流れてきました。
「月夜の たんぼで コロロ コロロ
コロロ コロコロ 鳴る笛は
あれはね あれはね
あれは 蛙の 銀の笛
ささ 銀の笛」
「蛙の笛」という歌です。
(歌詞引用:童謡伝道マガジン「ふんふん」)
小学生の頃の音楽の時間、
楽器の縦笛のテストで
この曲を選んだことを思い出しました。
今だから言えることですが、
なぜこの曲を選んだのかと言うと、
簡単だったからです。
私には音楽の才能より
この場を切り抜ける方法を
考えるほうが向いていたのです。
人には得意と不得意の才能があるのです。
今夜の月を見て、昔のことを思い出しました。
満月の夜にしか思い出せない懐かしい記憶です。
テラスへ出て、
自然の調和を感じながら、
昔のことを思い出したり、
満月とお酒のひとときを楽しみました。
そのまま時の流れを
忘れてしまうほどの心地よさを感じます。
夜空に浮かぶ満月は、
まるで大自然の神秘を
感じさせるかのような輝きを放ち、
心を穏やかにしてくれます。
7月の満月は
「バックムーン」と呼ばれているそうです。
この名前は、牡鹿(Buck)の角が
生え変わる時期に
ちょうど重なることから付けられました。
バックムーンは日本でも
「牡鹿月(おしかづき)」と呼ばれています。
牡鹿の角は頑丈で堅牢なものであり、
生え変わることによって新たな力強さを得ます。
古いものが刷新され、
新たな生命力や飛躍のエネルギーを
宿していると言われています。
7月の満月、バックムーンの夜も、
私にとって特別な時間となりました。
テラスからの眺めは、
心を豊かにしてくれる素晴らしい時間です。
夕暮れの余韻、ライトアップされた明石海峡大橋、
そして満月の光が織りなすこの景色を、
これからも大切にしていきたいと思います。
そして、美しい月の光に包まれながら、
お酒を楽しむひとときは、
心を豊かにしてくれます。
自然の中で過ごすこの贅沢な時間を、
また次回の満月の夜にも楽しみたいと思います。