中国企業が世界に対して 商品供給基地となっていることを 温州で実感しました【社長経営学】

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中国企業が世界に対して 商品供給基地となっていることを 温州で実感【社長経営学】シリーズ48

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上海では

眼鏡の流通にも関心があったので、

卸問屋のようなお店も訪ねてみました。

ガードマンが入り口を守り、

セキュリティに注意を払った

高級マンションの1室に木製の

大きな社長机と椅子を配備し、

コンピューターを駆使して

スピード感あふれるビジネスを

している様子を見せてもらいました。

今の中国の経済発展を

支えている力は、

若い野心家ともいえるビジネスマンです。

彼らは成功を夢見て自己資金を

少しずつ膨らませて、驚くほどの

スピードで経済成長を実現させています。

眼鏡卸の社長も数年前に

ごく普通の勤め人からビジネスを始め、

安さを武器に世界に向かって輸出をし、

短期間で財産を大きくしたそうです。

どれほどの個人財産を

持っているかはわかりませんが、

事務所に使っているマンションでも

数千万円はしたそうです。

中国企業の

成長の早さの裏には、

日本のような法規制とか法令順守の考えが

ビジネスにあまり拘束力を

持っていないことがあるようです。

例えば眼鏡を見ても、

明らかにヨーロッパの

有名ブランドのコピーなのに、

相手企業の了解を得ないまま

模造品を作り流通させているようでした。

短期間の日程で

マーケティングの4要素である

「製品、流通、価格、販売」を

見て回ることができました。

中国企業が世界に対して

商品供給基地となっていることも

温州で実感しました。

ただし扱う数量の単位であるロットは

膨大で、少しだけということは叶いません。

安さの要因は

大量生産・大量販売にあります。

現地のことがわかる人がいると

スムーズに視察は進みました。

神戸新愛園コース

任慧さんのおかげで、

月並みの中国観光旅行とは

一味違うマーケティングの勉強ができました。

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