淡路景観園芸学校へ 懐かしい思いに浸りながら 初夏のキャンパス内をお散歩
投稿No:9883
久しぶりに 淡路景観園芸学校へ 懐かしい思いに浸りながら 初夏のキャンパス内をお散歩
淡路景観園芸学校を
卒業して、しばらく
学校へ行っていませんでした。
学校からは、イベントの案内を頂いています。
私は、三宮の会社に行って
仕事もあり、さらに自分の家庭菜園と
庭の手入れがあるので、
せっかくの案内に参加できていません。
サツキの花が
綺麗に咲いている頃になりました。
今日は、奥さんと二人で
昼食を食べに学校に寄ってみました。
「風の詩」の食堂は、
部外者の方も自由に利用できるので、
近隣で働いている方がこの食堂を
良く利用しています。
園芸学校の芝生は、新しい芽を出して
とても綺麗です。
勝手知ったる母校なので、
奥さんを案内して、在学中に色々と
実習をした花壇を見て回りました。
花壇の活用は、在学生が演習に使います。
これまでの花壇をすべて取り壊し、
改めて土を掘り返し、肥料を与え、
雑草を除去し、
新しい花壇づくりを毎年行っています。
このスロープの道は、園芸療法を学んだ道です。
兵庫県は、2002年に、全国で唯一、
県知事が園芸療法士を認定する
本校の園芸療法課程を開講しました。
今や、園芸療法課程を修了した兵庫県園芸療法士は
240名(2021年3月現在)にのぼり、
日本各地で園芸療法の普及・定着に尽力しています。
実習花壇
今は、新入生の方が
これから実習に取り抱える前の花壇なので、
実習で作ったばかりの
美しい花壇の状態ではありません。
季節が変わると、
花壇の花も変えます。
そのため、花壇実習は何度かありました。
花に手間をかけると、きれいな花壇になるのです。
当時は生徒みんなで何時間もかけて、
花壇を作って、腰を痛めました。
大変だなあと思いましたが、
今となっては、いい思い出となっています。
(過去ブログ:花壇実習 淡路景観園芸学校⑰)
淡路景観園芸学校のキャンパスは
塀や、門扉はありません。
どなたが散歩に入って来ても
自由にキャンパスを見て回ることが来ます。
一つ気を付けないといけないのは
イノシシ除けに電気柵を
セッティングしているので、
触れると感電します。
このことを知っておかないと、
花に見とれてつい、中に入ると
電気ショックを受けることがあります。
花壇を見て回ると、
汗をかいて、実習を行った時のことを思い出します。
しかし、とても充実した2年間でした。
歩いていると、バイオネストという
不思議なものを見つけました。
これは何でしょうか?
伐採した枝木を集めて、
サークルを作り、その中に
枯草や咲き終えた花の茎を集めて
堆肥を作るように準備が出来ていました。
園芸をやっていると、
枯草や秋や冬の落葉の処理に
困ることがありますが、こうして、
堆肥づくりに取り込めば、
見た目もそのあと使うこともできて、
なるほどなあと、感心です。
2年通った
淡路景観園芸学校なので、
一つ一つの花壇や畑が、どのように
講義や実習に活かされているかが理解できます。
奥さんも、今咲いている花を見て
とてもくつろいだ気分になりました。
このキャンパスは、
犬を連れた散歩にも向いています。
とにかく広いので、すべてを見て回ると
疲れてしまいます。
目に見える美しい花や木を、
見て回るだけでも十分値打ちがあるキャンパスです。