SNSの力はすごいな 広告をしなくても 集客できている ケーキ屋さん アスナショコラ
投稿No:9661
淡路市山田甲(やまだこう) 森の中にぽつんと一軒佇む ローチョコレート屋さん アスナショコラ
アスナショコラという、隠れ家的な
スイーツ屋さんが淡路市山田にあると聞いて、
奥さんが行ってみたいと言うので
さっそく行ってみました。
住所をカーナビに入れて運転していると
とてものどかな田舎道です。
本当にこんなところにあるのかと
不思議に思いながら車を走らせました。
のどかな田園風景に囲まれ、
山と畑に囲まれた自然豊かな場所です。
ナビ通りに進むと、古民家が見えてきました。
看板も見えてきたので、
さっそく車を停めて、お店へ向かいます。
私は甘いものが好きではないので
ケーキには全く興味はありませんが、
奥さんの頼みなら、仕方ありません。
古民家を改装したお店です。
古民家を改装して使用するのは、
今とても流行しているそうで、淡路島にも、
古民家を改装したお店はたくさんあります。
ここは、自然豊かな場所にある古民家を、
友人と協力し、
約2年という長い年月を費やして
リノベーションしたお店だそうです。
お店の中に入ってみると
ケーキのショーケースと、
反対側には雑貨なども売られていました。
こちらは、セレクトショップになっているようで
店主の地元の品や、知り合いが作った商品が
売られているようでした。
森で自生していた草花で作った
ドライフラワーや流木など、
地球に優しい装飾アイテムが使われていました。
このお店で取り扱っているスイーツは
「ロウスイーツ」、
「ロウチョコレート」と言うらしいです。
なるべくオーガニックの素材を使用し、
白砂糖、小麦粉、合成添加物は不使用で、
非加熱であることがこのお店の特徴です。
「ロー」とは「生(Raw)」
という意味のようです。
「ロースイーツ」とは、
小麦粉、白砂糖、卵、
生クリームなどは使用せず、生のナッツや
はちみつなどを使用したスイーツを指します。
また、加熱せずに作るのも特徴です。
なので、低カロリーで体にやさしいスイーツとして
注目されているそうです。
アレルギーがある方でも食べることができます。
また、「ローチョコレート」とは
チョコレートを作る過程で使用するカカオを、
通常は焙煎して使用するところを、
そのままの生の状態、または低温で
加工したカカオのことを指します。
チョコレートになる過程で
壊れてしまう栄養成分を、
48度以上の熱をかけずに作ることで、
しっかりと閉じ込めるのが特徴です。
酵素やビタミン、ミネラルなどの栄養素を
生きたまま摂取する事が出来きます。
店内で食べられるスペースはなく、
テイクアウトのみとなります。
カラフルなチョコレートが売られていましたが
「淡路島西洋野菜園」の
野菜パウダーで色付けした
チョコレートだそうで、
女性に人気なようでした。
どれにしようか奥さんが悩んでいましたが
ケーキを2つ買って帰りました。
冷凍状態で販売されていて、
お好みのやわらかさに
解凍してから食べるようです。
一般的な材料を使わず、
どうやって作っているのだろうと
不思議に思いましたが、
カシューナッツバターやカカオバター、
ココナッツオイルなどがつかわれているそうです。
買い物も終わり、
古民家を自分で改装したのはすごいなあと
感心しながら古民家の周りを見ていました。
工事現場から出た廃材などを
上手に利用しているようでした。
ここのお店も、特に看板や広告も無く、
インスタグラムでのみ、
お店の情報を発信しています。
SNSの力はすごいな、
と感心するばかりです。