神戸三宮さんプラザ 店舗選び 何度も視察し 起業の実現へ【社長経営学】シリーズ 14

投稿No:9612

三宮の繁華街 さんプラザで店舗選び 何度も視察し 三宮進出の実現へ【社長経営学】シリーズ 14

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三宮の代表的な繁華街といえば、

当時オープンしたばかりの

さんちか」地下街と、

そごうと大丸をつなぐ、

センター街」です。

三宮は神戸市主導の市街地再開発が始まり、

最初に造ったさんちか地下街と、

最近出来たばかりのさんプラザビルが双璧でした。

この二つの商業施設に的を絞って、

空き店舗を探しましたが「さんちか」は

どの店も賑わっていて

空き店舗はありませんでした。

さんプラザにはファッション雑誌

アンアン、nonnonに代表される

若い女性に人気のある「三愛」と「鈴屋」が

キーテナントとして入店していました。

視察に行くと日曜日には若い女性客で

センター街に位置するビルは賑わっていました。

1995年1月の阪神淡路大震災で

ビルが倒壊する前は

さんプラザは13階の商業ビルでした。

ここなら、コンタクトのお店にぴったりと、

事業計画で考えていた

起業への期待で胸が高まってきました。

しかし、商業地の一等地は

お店の敷金、賃料が高そうです。

こんな一等地にお店を持つなんて

無理だろうと思っていました。

賑やかな1階、2階は諦めて

3階を見て回ると、

3階の北側には偶然にも

医療コーナーがありました。

医療コーナーには内科、耳鼻咽喉科、

歯科がテナントに入っていて、

幸い眼科はまだ在りませんでした。

僅かに一か所18坪の空き店舗が

残っていることを確認しました。

この18坪の小さな空き室が希望の星でした。

この店舗に入居できれば

三宮で起業することは願ってもないことです。

何度も視察に行っているうちに、

思い切って同じフロア―にある

仲介の植戸不動産を訪れ、

空店舗の家賃と敷金の

賃貸条件を聞きました。

植戸さんは20代の私を訝しいながらも、

賃貸条件を教えてくれました。

持ち主は、泌尿器科の先生でした。

一度お会いして、私からの

お話を聞いていただけたらと思い、

面談をお願いしました。

社長経営学 シリーズ15へ続く

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