岡山県早島町 奥さんの子供のころの思い出がいっぱいの親戚の旧家
投稿No:9571
岡山県早島町 奥さんの親戚 旧家訪問 奥さんにゆかりのある旧家へ立ち寄りました
奥さんの子供のころの思い出
岡山県は、奥さんにゆかりのある県です。
山陽自動車道路を走行していて
倉敷市の近辺を通過していました。
そのとき、奥さんからリクエストがありました。
奥さんの親戚の家に立ち寄りたいとのことです。
子供のころ、よく遊びに行っていた
親戚のお家が近いそうです。
奥さんの親戚のお家は
とても立派なお屋敷で、歴史ある日本家屋です。
お庭もとても立派で、
雑草や枯葉で埋め尽くされていることはなく、
綺麗に保たれていました。
灯篭や飛び石、椿やもみじなどの様々な木で
とても綺麗に構成されています。
1600坪ほどあるそうです。
5月の新緑が綺麗な季節にお邪魔したので、
木々が青々としていてとても綺麗でした。
四季折々、それぞれ違った景色が見え、
他も季節も、きっと
とても綺麗なのだろうと思います。
奥さんがまだ子供のころに
ここのお屋敷にたまに遊びに行っていたそうです。
その当時、ここでは医院を開設していて
薬局の薬入れの紙を折ったり、
お手伝いをしていた思い出があるそうです。
お庭を見せてもらっていると
茶室が見えてきました。
4畳半くらいあります。
家にこんなしっかりした茶室があるのは驚きです。
ここの茶室は、お客様が来たときにだけ
使用しているそうです。
これだけの立派なお屋敷にある茶室は
とても風情があります。
庭を歩き進めていると
石段が見えてきました。
一体どこに繋がっているのでしょうか?
奥さんがどんどんと登り進めていきます。
登りきると、そこには小さな祠がありました。
茶室に続き、神社が家にあるのは驚きです。
ここで何十年も、家を、家族を、
守ってくれている神様です。
この祠は、家族代々で大切にしている神社で
家は壊しても神社は壊すな、と、
先代からの言い伝えがあるそうです。
その言い伝えを今も、
しっかりと守っていらっしゃいます。
まるで京都のお寺のようなお屋敷で、
いつか、重要文化財になるのではないかとさえ思えます。
そして、この大きな規模のお屋敷を
ここまで綺麗に維持しているのは
とてもすごいことだと感心しました。
枯葉や雑草の掃除や、枝ぶりの剪定など、
綺麗に維持をするために
しなければいけないことはたくさんあります。
昔ながらの住まいにしかない、
古き良き日本の独特の趣があるのが、
古民家の魅力です。
家を支える柱や梁材は太く、
頑丈につくられています。
築何十年を経て、
独特の風格や重量感を持つようになっているのです。
古民家は、基礎の土台がしっかりした建造物です。
今では古民家の太くて強い、柱や梁は入手困難です。
これからも、このような日本家屋を残し、
日本の歴史を紡いでいって欲しいと思います。