こどもの日 なぜ柏餅なのか 願い事を込めて 社員の皆さんへ差し入れ
投稿No:9548
こどもの日のお祝いに 従業員へ 二宮商店街 月ヶ瀬の柏餅。柏の葉には子孫繁栄の願いが込められています。
柏の葉は、子孫繁栄の願い
柏の葉は、秋に枯れた葉が
春の新芽が育つまで
落ちることがないという特性があります。
このことから、
柏餅には「家を継ぐ子孫が生まれるまで親は死なない
・家系が絶えない」と
子孫繁栄の願いが込められるようになりました。
企業の場合は、企業の存続を願っています。
柏の葉は
神にささげるお供えものの器として
神事に使用されるなど、
縁起の良いものであったことも理由となり、
こどもの日に使われるようになりました。
古くから、柏餅の包み材として
用いられてきました。
柏の葉には、
渋み成分が含まれているため、
柏餅の中のあんこや塩といった
甘いものや塩味のものの風味を
引き立たせる役割を果たします。
そして、天然の防腐作用があるため、
中の具材を鮮度良く保つことができます。
また、柏餅は、
生の生地であんこを包み、
最後に蒸し、熱を通すことで、
おはぎなどよりも、雑菌が繁殖しにく、
暑い時期も保存がききます。
日本では、
江戸時代から、5月5日の端午の節句の
お供えものとして使われ、
参勤交代によって、日本中に広がって行きました。
柏の葉の香りとともに、
古くから日本人に愛されてきた食べ物です。
月ヶ瀬は、
三宮駅から、徒歩5分程の場所にある
二宮商店街の中にあります。
創業66年、昔ながらの和菓子屋さんです。
接客が、とても丁寧で、地元の人気店です。
私も、これまで、こどもの日には、
何度も利用させてもらっています。
(過去ブログ:背比べと同じように、社員の成長を願って、柏餅を用意しました。)
店頭には、
この季節の和菓子である柏餅が、
たくさん並んでいました。
お餅は、お店の奥で手作りされています。
社長から、
自分のこどものように大切に思う
さんプラザコンタクトレンズと
松葉眼科のスタッフの皆さんへ
柏餅のおやつを用意しました。
できたてで、
まだ、ほんのりあたたかく、
柏の葉からは、とてもよい香りがします。
これは、フィトンチッドという物質です。
フィトンチッドとは、樹木が発散する芳香で、
森林浴で、身も心もリフレッシュできる
あの芳香です。
(参考:森林・林業学習館)
八十八夜を過ぎ、新茶の季節となりました。
ミネラル、旨み、甘み、
リラックス成分のテアニンをたっぷり含んだ
淹れたての新茶とともに。
社長メッセージ
子供の日の祝に
二宮商店街の
月ヶ瀬の
柏餅を用意しました。
賞味して下さい。
2023年5月
社長 松葉博雄