パソナ 南部靖之代表の野望 ”淡路を自分の島にする” 週刊新潮 2023.3.9日号
投稿No:9486
パソナが33億円コロナ権利獲得 週刊新潮 2023.3.9日号 パソナ南部靖之代表の野望 ”淡路を自分の島にする”
週刊新潮 2023.3.9日号
週刊新潮に、またパソナと
淡路島に関する記事が掲載されました。
淡路市の市民には、関心度の高い問題です。
多くの淡路市民には、パソナは迷惑なことですが
止める事もできず、憂痛な気分が続いています。
週刊新潮が、パソナの記事を取り上げてくれると
多くの淡路市民は、喜んでいます。
週刊新潮の記事の内容を紹介します。
」
パソナが33億円コロナ権利獲得
これをコロナ権利と言わずしてなんと言うのか。
関西地方で発覚した
ワクチン接種コールセンター業務での過大請求問題。
その額は10億円超にも上るが、
業務を請け負ったのは
あの”政商”率いる人材派遣大手のパソナグループ。
濡れ手で粟の大儲け、のはずだった。
2月10日、大阪府枚方市で明らかになった今回の
過大請求問題について、
経緯を取材したジャーナリストが語る。
「枚方市ではワクチン接種の
コールセンター業務をパソナに委託し、
さらにパソナがエテルと言う会社に再委託していました。
が、昨年11月、オペレーターが
100人勤務しているはずのところ、
実際にはその三分の一しかいなかったことが分かったのです。
エテル社はパソナに虚偽の人数を報告しており、
他に吹田市、兵庫県西宮市でも
同様の事例が発生していました。」
人数を水増しした不正により得ていた額は10億円以上。
その分が過大請求だとして、
パソナは各市に返還するとしている。
パソナグループの広報部は、
「エテル社に対してはすでに契約を解消したほか、
損害賠償を請求いたします。」
とはいえ、この業務を請け負い、
管理していたのはパソナに他ならない。
「この2年でパソナが3市から委託された
業務の総額は33億円にもなります。
枚方市の場合、再委託の際のパソナのマージンは12%。
他市も同様なら、パソナは約4億円を
中抜きにより得ていたことになります。」
(先のジャーナリスト)
そもそもなぜパソナは地方行政にここまで食い込めているのか。
パソナを率いるのは南部靖之代表(71)。
かつて、都内にある「仁風林」なる
自社の”迎賓館”施設で大物政治家を接待し、
政界と強い結びつきがあることが報じられたほか、
経済財政担当大臣も務めた竹中平蔵氏を
2007年、パソナに招聘したことでも知られる。
竹中氏は昨年8月に会長職から退任したものの、
同社は今なお政官界で存在感を示しているのだ。
「パソナの名刺を渡されて」
「南部さんとは私が市長になって
すぐに食事をしたことがありますよ」
と語るのは
兵庫県明石市の泉房穂市長(59)。
パソナの本社機能の一部は、
海を挟んで隣の淡路市に移転が進む。
「落選した国会議員から声がかかりましてね、
神戸港から出るクルーズ船での食事でした。
”船ひとつプレゼントしたい”と言われ、びっくりしてね。
”そんなんいらんわ”と断りました。
ご本人はお話も面白く、
夢も語る魅力的な人。
”淡路を自分の島にする”
”淡路を面白くしたい” と言ってはった」
”ご近所さん”を慮りつつ、自治体との関係については、
「パソナが長年にわたり、政治や行政と大変濃い関係を形成し、
利益を得てきたのは明らかです。
コロナに限らず、
自治体に食い込んでいるという話は聞きます。」
そう言って体験談を語る。
「かつての知り合いで落選中の国会議員や市長から
久し振りに電話がかかって来て、
”会いたい”と言われることがあるんです。
で、会ってみると、パソナの名刺を渡されて。
要は営業に来ているんです。
自治体業務の話で、一応聞いて、
”考えとくわ” 言うて、そのままになっていますね。
知り合いに営業を掛けられると、
”ああ、そういうことか”と寂しい思いを感じたものです。
それが一人や二人じゃありません。
ようけ雇ってるな、と思いました。」
落選議員を鵜飼の鵜の如く使い、
多くの事業を獲得してきたパソナ。
だが、こと明石市に関しては、
「明石市はパソナとの関係はありません。
排除しろと命令したこともないし、
粛々と仕事をしていたら、
たまたまそうなったというだけですね。」
経済アナリストの森永卓郎氏が指摘する。
「私が経済企画庁にいた1984年から86年の頃には、
すでに南部さんは役所に出入りしていました。
一朝一夕で作ったネットワークではないんです。
役人にとってパソナは丸投げできるから楽なことこの上ない。
ゼネコンに委託するようなものなんです。」
かように新たな利権は今後も
”政商”のもとへ舞い込んでいくわけなのだ。
週刊新潮を読んで
と言ったそうです。傲慢な発言です。