久高島の久高島宿泊交流所で、内間豊さんの久高島伝説を聞く
久高島の久高島宿泊交流所で、内間豊さんと酒盛りです。久高島伝説です、秦の始皇帝の時代、長寿の薬を求めるように、家来の徐福に、東方に行って、いつまでも長生きできるような長寿の薬を探してこい、見つかるまで帰って来るなと、命令を受けて、旅に出ています。第121回沖縄訪問(10)
久高島の人口維持の話題です。
久高島が養える人口は、200-300人の範囲です。
男の人たちは船に乗り、久高島を離れ、
魚を追いかけたり、貿易に携わったり、
近隣の島に仕事を求めて、久高島の外に出て行っています。
黒猫チャン 島のレストラン「とくじん」から、交流センターに戻って、
8時半頃一杯やります。
片山正喜さんが持参してきた、お酒です。
本土から久高島に来た学生が、10日ほど前から、
久高島宿泊交流所に居着いているそうです。
体育館のような広いところの、
講堂の隅の所に集まって、大学生も仲間に入れて、
それから内間豊さん、片山正喜さん、
松葉博雄の4人で飲みます。
内間豊さんが、酒盛り用に刺身を買ってきてくれました。
片山正喜さんと内間 豊さんは昔、
一緒に仕事をしていたことがあり、
35年ぶりの再会です。
気になるのは、今夜が満月であることです。
久高島には、月を隠す灯がないので、
月の光が100%見えるはずです。
片山正喜さんに、
紹介してもらった内間 豊さんは、
南城市の前市会議員さんです。
内間豊さんは、元々海の専門家で、
久高島から外へ働きに行き、
何十年かのちに久高島へ帰ってきてからは、
ウミヘビのイラブー漁を復活させました。
このときのお話を聞きました。
飲みながら、だんだんと酔っぱらいながら、
久高島の話に進んで行きます。
久高島はなぜ、神の島なのか、説明を聞きます。
風説では、
秦の始皇帝の時代、始皇帝は長寿の薬を求めるように、
家来の徐福に、東方に行って、
いつまでも長生きできるような長寿の薬を探してこい、
見つかるまで帰って来るなと、
命令を受けて、旅に出ています。
この、徐福の行き着いた先は、
台湾になってみたり、
久高島になっていたりします。
今夜の内間豊さんの話では、
久高島に来たのではないかという説を言っています。
なぜかというと、秦の始皇帝が、
五穀米を徐福に与えて、
「不老長寿の薬をもってこい」ということを言っています。
この久高島に、
五穀を祀るという習慣があるというのがひとつで、
また、島の史跡に、
赤人(あかんちゅ)というのを祀る風習があります。
赤人(あかんちゅ)と言うのは、
中国人(貴い人)のことです。
これが、徐福ではないかと言うことです。
いきなり、フラッシュをたいたので、
久高島の猫も、目を奪われたように、
ビックリしています。また、交流館に入ります。
今夜は満月なので、月の輝きを見るために、
少し外に出てみました。
夕暮れ時に、厚い雲が空を覆い、
稲妻が走り、落雷さえもありそうな空模様でした。
それが、雲が消え、月明かりが見え始め、
道には久高島のネコが、散歩をしています。
どんどん泡盛が減っています。
次の話題は、久高島の人口維持の話題です。
久高島が養える人口は、200-300人の範囲です。
男の人たちは船に乗り、久高島を離れ、
魚を追いかけたり、貿易に携わったり、
近隣の島に仕事を求めて
、久高島の外に出て行っています。
島の人口が一定で、何百年の間、
島だけの人で、結婚を繰り返していれば、
いつの間にか、血族結婚が増えてくると言う心配があります。
従って、血族結婚を避けるために、
どういう先人の知恵があったのかという話がありました。
これは、外から近親ではない人の
血をいれたのだということですが、
その方法、あるいはそれについての関わりについては、
なかなか真相は難しそうです。
今回の久高島旅行に同行した、
片山正喜さんから、その後、
久高島に関する考察の手紙が届きました。
手紙にはこのようなことが書いてあります。(片山正喜さん了承済み)
伝承、現在の風習および地理条件により、
久高島の神域としての仕組みは、
約5000年前に宇宙からの来訪者によりつくられたものである。
【地理的条件】
a.細長い島の中心線に、T字状に伸びる白い道
上空より識別しやすい、滑走路のよう。
b.近くの大きな地(本島)に影響を与えやすいが、
独自性を保てる適度に離れた距離
c.統治しやすい適度な広さと島人口
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これらの条件により、
久高島を宇宙からの基地として選んだ来訪者は、
その秘密を守るため、数々の緻密な規則、
しばりをつくり神秘性をもつ神域を作り上げた。
さらに、この神域の守護者として、
選別した島民を子孫代々までこの規則、
しばりを守る義務を課した。
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このように緻密につくられたしばりは、
神秘性を増し、時々の権力者にも負けず
宇宙からの基地としての役目を終えた
現在までもしたたかに生き続けている。
神域であるこの島の外部との接触は、
島民が経済的に自立できる最低限の範囲に
おさえなければならない。
現在、一般的にいう開発発展という発想などとんでもない事だ。
外からの訪問者は内地での
神社の鳥居をくぐって境内に入るつもりで上陸し、
神域の数々の規則、しばりを知らない間に犯す前に、
なるべく多くのお賽銭をあげて
早々に島から立ち去るべきだ。
【結論】 |
立ち入り禁止の御獄の奥に何が埋まってるのだろう?から始まり
いろんな事を想像させる不思議な雰囲気を持った島である。
宇宙からの基地の役目は本当に終わったのだろうか?
今も、神域を守る人たちがいると言うことは又、
宇宙から来訪するのだろうか?
いつ来る?
2010年8月25日(水)