勉強会「角膜形状解析の基礎知識」
2004年6月に眼科とコンタクトレンズのスタッフに対し、角膜形状分析を研究されている、専門医の先生から講義がありました。
コンタクトレンズを購入する時に、購入を希望される方は、あまり気にされていない問題があります。
コンタクトレンズはどこで買っても、同じ物が提供され、購入先の選択基準は価格が中心で、要するに安く買えて、早く、簡単に検査が終わる所が良いところのように思っておられる方が意外に多いのです。
しかし、レンズを装用される、皆さんの目の形状は一人一人が違っていて、ベストフィッティングの成果を得るためには、一人一人の角膜形状の違いを認識するために、レンズを提供する側も普段から理論的な勉強が必要となります。
今回の勉強会は、角膜形状を精密光学機器で測定し、それを海の深さや、山の高さのように、等高線で表し、高いところや低いところを色で区別し、平面的に表われた角膜の形状を読み取る勉強をしました。
最近は、コンピューター内蔵の精密光学機器がどんどん普及し、眼の屈折や、内皮細胞数、角膜形状解析などの計測機器の数値をどのように読み取り、理解するかという勉強をしています。