家族の誕生日会【後半】~とりとめのない家族の会話~
また話は病院に関する話になりました。
男性と女性の看病と病人についての話しです。家族に病人が出て入院などの長期的な看病が必要になったとき、病人のそばについて看病する役割は、男性では役に立たないという話とか、5,6人が一緒にいる相部屋の病室の話ですが、男部屋は入院患者同士の話が盛り上がらなくてテレビを見ているだけの受身の姿勢となるようです。
一方、女性の部屋はとてもにぎやかになり、もうピクニックのようになるそうです。「この部屋であなたと同室になったことでご縁ができ、あなたと会えてよかった」というような話になるそうです。
それが男性の場合は、退院後も仲良くお友達になるとか、双方の家族と一緒に食事をするような、病室友達に発展するようなことになったり、お互いがその後の病状を尋ねあったりすることで、それを機会に親しくなるということがめったにないという話になりました。
もっとも嫌われるのはいびきです。いびきがひどい場合はそのクレームは看護師さんをとおして病院の方にも対処を求められます。
ぶりの味噌漬の皿に入っていた塩こぶのように見えたものが、これは実は塩こぶではなく木耳(キクラゲ)でした。
ここのお店の和食はとっても芸の細かい料理だという事がわかりました。
これはどういうことかと言えば、加齢にともない、家族よりは早く起きだし、まだ周りの家族が寝ているのにも関わらず、ゴソゴソと音を立て活動が始まるそうです。まず、顔を洗う、歯を磨く、新聞を取ってきて読み始める、テレビをつける、電話をする、などもうちょっとぐっすり眠たい人には大変な騒音となります。
確か以前は、8時間程度の睡眠が最適といわれていましたが、今の研究では7時間の睡眠が最適であるということだそうです。1時間減ったのはどうしてでしょうか。早いテンポで生活が進んでいく中で、静かに安眠できる状況が少なくなり、それに対して我々現代人は環境に適応したのでしょうか。
事例としては、宮里藍さんの話です。兄弟の中で一番期待していたお姉ちゃんより宮里藍の方が伸びてきたという話で、これは同じお父さんとお母さんの子供として生まれてきた兄弟であることは氏が同じということですが、藍ちゃんがどれだけ練習したかということは「育ち」の方が優勢になったことなのか、を話しました。
氏なのか育ちなのか、つまり持って生まれたものなのか、後から練習したものなのか、どちらがその人を成長させるのかという話です。
最近の話は、テニスの女王のロシアのシャラポワさんが優勝しましたが、あの人は妖精のようだと紹介されていますが、あの人が本当に妖精のように見えるかという話になりました。きっと対戦した相手の人からシャラポワさんを見れば、とても妖精には見えていないと思います。つまり、立場が変われば見え方が違うから、絶対的なものではないということになりました。
最終目標はわかっていても、たまたま出会わせた車の運転手さんというパートナーと一緒に組む相手によって予期しない迷走もあります。これは人生そのものと思います。
2005年2月20日(日)