揖保川の鮎 その3:松葉博雄の休日の過し方

鮎を食べた後は、近くのしそうヨイ温泉にいきました。ヨイというのはGoodという意味ではなく、位を与えるという字を書いて、与位です。

このあたりの地名です。かなり秋らしい雰囲気になっていました。

今日も露天風呂のほうに行きました。

露天風呂から見る外の様子を見ます。

きれいな青空です。

露天風呂は誰もいませんでした。

露天風呂から出てテラスでちょっと一服です。今はもう秋です。

海ならば今はもう誰もいない浜辺を一人で裸足で歩いてみるのも、夏を懐かしく思う方法としていいと思いますが、ここは山なので、秋を追い求める方に気持ちは進みます。

周りの山に目を向けてみると、少しずつ山の衣が、緑から紅葉へと向かっています。山の木には、木の実がついて、鳥たちが木の実を追い求めて甲高い声で鳴き叫んでいます。空は澄んで、遠くまで見えるほど空気はきれいです。

少しずつ気温が下がりつつあり、この夕方頃になると、少し肌寒く、もう一枚セーターが欲しくなるほどの気温でした。

お店の名物には、山の幸が並んでいますが、その中で奥さんはわらび餅を選びました。

松葉博雄はこんなちゃらちゃらしたものは好きでないので、奥さんがおいしそうに食べているのを見ているだけで、お腹が一杯になりました。今日の初秋の一日は、これから深まりゆく秋への序奏で、もっと深く静かな秋を奏でるようなクラシカルな音楽に包まれた秋も堪能したくなってきました。

2005年9月29日(木)