珊瑚を踏まないで!珊瑚礁を守って下さい。八重干瀬(やびじ)に現れる珊瑚の群生
珊瑚を踏まないで!珊瑚礁を守って下さい。八重干瀬(やびじ)に現れる珊瑚の群生
珊瑚を踏むのは、反対です。美しい宮古の珊瑚を、八重干瀬(やびじ)に現れる珊瑚の群生を、踏まないで!
珊瑚を踏み荒らさないで下さい。
八重干瀬は、沖縄県宮古島の北方、池間島の北約5~22kmに位置し、
南北約17km、東西約6.5kmにわたって広がる広大なサンゴ礁です。
宮古島の地元自治体では
「やびじ」を正式な呼称としているが、
「やえびし」とも呼ばれています。
1年に1度大きく潮が引いた時、
わずかの間水面に美しい姿を見せてくれる日があります。
旧暦の3月3日の「八重干瀬まつり」という、
2日間だけ限定で日本最大のサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」
という幻の大陸に上陸できるフェリーツアーがありました。
はやて海運の船に乗り、
八重干瀬祭に参加してみました。
その時に見た光景は、
はやて海運の船員さんが、船を止めるのに、
珊瑚礁にイカリを繋ぎ、テーブル珊瑚を踏みいじり、
沢山の珊瑚がボキボキと音を立てて、壊れていく姿です。
まるで、熱帯雨林にチェーンソーを使って、
巨木を伐採するように、
再生するには今後何百年もかかりそうな、
珊瑚を破壊する、行動です。
数百人もの参加者の皆さんも、
サンゴの上を歩いて、サンゴを踏み倒していました。
こんなサンゴを破壊することは、即刻止めるべきです。
あれを見て、珊瑚を踏みにじる、
八重干瀬祭には、行きたくなくなりました。
珊瑚を虐殺するような、八重干瀬祭には、
宮古島市の保護が必要ではないかと感じました。
遠く沖縄の南の果てに静かに眠る珊瑚礁。
(2004年5月)
※八重干瀬は2013年に天然記念物に指定され、
2014年を最後に惜しまれながら終了してしまったそうです。
2004年05月05日