中国成都からの留学生 任慧さん 神戸商大大学院で一緒に学んだ学友 ご夫妻の結婚祝い
任慧さんご夫妻
任慧さんご夫妻と食事会です。
以前神戸商大の大学院で
一緒に学んだ留学生の任さんご夫妻から、
三宮の「東荘」で会食のご招待を頂きました。
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任慧さんは商大の大学院を卒業後、
一旦貿易会社に就職しました。
今はさらにビジネスの修行のため、
貿易と国際的なビジネスに必要な英語の勉強をしようと、
短期留学を目指しています。
最近結婚されました。
奥様は以前から私も面識のある女性で、
神戸商科大学を卒業した留学生の方です。
美人でいつも笑顔で接してくれます。
私にとってラッキーなのは、
任さんとこの先も長い友好関係を続ける時に、
パートナーの任さんの奥さんが、
勝手知ったる仲であり、しかも商大につながり
、日本語もペラペラであることです。
さらにお二人とも神戸の街が大好きで、
お二人の縁も神戸の街でつながったことです。
この日の会食は、二人の結婚のお祝いと、
これから留学に向かって日本を離れることのお祝いと、
励ましの意味でした。
嬉しかったことは任さんご夫妻が私と妻に、
これまでの厚情を謝して一席を設けてくれたことです。
任さんご夫妻は私と家内をご招待して、
何の料理にしようかと深く考えた結果、和食を選びました。
インターネットで探して三宮の江戸町(旧居留地)にある
「東荘」を選びました。
ここでのお料理は懐石コースでした。
次々と和風の創作料理が出て、
一品一品は少量ですがビールも
一緒にいただいているうちに
途中でお腹がいっぱいになりました。
商大での思い出、
任さんと行った中国への視察旅行、
さらに、お二人の仲の良いお話などで、
ごちそうさまでした。
会席のあと、同じ江戸町にある
私の研究室に寄っていただきました。
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以前、任さんから聞いた話を思い出しました。
日本に留学のために来た初期の頃の話です。
中国の大学を卒業し、北京で貿易会社に就職したあと、
もっと経営学の勉強をしたいと思い日本に留学しました。
北陸のある町で日本語を学びながら働いていた頃、
雪の道でバイクが動かなくなり、
15分で帰られるところを、
バイクを手で押して1時間半もかけて帰宅した寒い道の中で、
「今日は僕の誕生日だから、
中国にいたら周囲の人から誕生日の祝福を受け、
楽な日々を送っているのに、
どうして今僕はここにいるのだろうか。
そうだ僕は日本にビジネスを学びに来たのだ。
だから将来に向けて頑張ろう」
という気持ちを忘れないでおこう、
と聞いた感動的な話です。
話は弾み、夜はふけていき、
明日の仕事もあるので名残を惜しみつつ
任さんご夫妻と阪急電車に向かい途中まで一緒に帰りました。
今はインターネットの時代なので、
これからもお二人からメールが届くことを
期待して待っています。
頑張ってください。
2004年9月