JA淡路日の出『御食菜采館(みけつさいさいかん)』洲本店 いちごがたくさん

投稿No:8880

JA淡路日の出 『御食菜采館(みけつさいさいかん)』洲本店 

洲本市本町2丁目3番19号 洲本市役所東 0799-23-1129

   JA淡路日の出 『御食菜采館(みけつさいさいかん)』洲本店 

奥さんのお供で、新鮮な野菜などの買い出しに、

岩屋の自宅から20分ほど車を走らせて、

洲本市の「御食菜采館(みけつさいさいかん)」まで行きました。

さすが淡路、大きな玉ねぎの人形が置いてありました。

よくできてます。

御食(みけつ)の意味は、御食国から由来

御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、

贄(にえ)の貢進国、

すなわち皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を

貢いだと推定される国を指す言葉です。

若狭国・志摩国・淡路国などへの該当が推定されています。

「御食菜采館(みけつさいさいかん)」の店内はかなり広く、

商品も豊富です。

ちょうどいちごが最盛期に入りつつあります。

店の前には幟も立っていて、旬であることがすぐわかります。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 紅ほっぺ

「紅ほっぺ」は静岡県生まれのイチゴで、

親の掛け合わせは「章姫(あきひめ)」と「さちのか」。

2002年(平成14年)に品種登録されています。

果実はやや大きめの長円錐形で、果皮はつやのある鮮やかな紅色。

果肉は果心部も淡赤色に染まり、よく熟した果実は香りも優れています。

甘味が強く酸味もやや強めで、

イチゴ本来の甘酸っぱさを堪能できる品種です。

「紅ほっぺ」という名前の由来は、

果皮が美しい紅色で果肉も中心まで赤くなること、

そしてほっぺが落ちるような食味のよさを表現しているそうです。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 やよいひめ

「やよいひめ」は2005年(平成17年)に

品種登録された群馬県生まれのイチゴです。

「とねほっぺ」に「とちおとめ」を交配したものを育成し、

それにさらに「とねほっぺ」を掛け合わせて誕生しました。

サイズが大きめで、果皮の色は少しオレンジがかった明るめの赤色。

きれいな円錐形をしていて、果肉はかたく輸送性と日持ち性に優れます。

また、甘味が強くてまろやかな酸味があり、風味のよいイチゴです。

一般的に3月を過ぎて気温が高くなると、

イチゴの品質が低下しやすくなりますが、

やよいひめは名前に「弥生(3月)」とあるように

3月でも高い品質を維持できるのが特徴。

これが名前の由来にもなっています。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 章姫(あきひめ)

「章姫(あきひめ)」は、「久能早生」と「女峰」を交配して、

静岡県の萩原章弘氏が育成したイチゴです。

1992年(平成4年)に品種登録されました。

章姫の「章」は、育成者の名前にちなんでいるそうです。

ちなみに萩原章弘氏は章姫の母親である久能早生の育成者でもあります。

章姫は果実が長めの円錐形をしているのが特徴。

ほとんどのイチゴは横幅のある円錐形ですが、章姫は縦長の円錐形です。

果皮は濃橙赤色で、果実は少しやわらかめで口当たりがよく、果汁も豊富。

酸味が少なく甘味をしっかりと感じられるイチゴです。

静岡県ではかつて章姫が主力品種でしたが、

2002年(平成14年)に輸送性の高い「紅ほっぺ」が

品種登録されたことで、その座を明け渡しました。

以前に比べると章姫の流通量は減少していますが、

現在もおいしいイチゴとして健在です。

JA洲本 道の駅『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 おいCベリー

「おいCベリー」は、

ビタミンC(アスコルビン酸)などの栄養価の向上を目標に開発された品種です。

農研機構九州沖縄農業研究センターが

「9505-05」と「さちのか」を交配して育成し、

2012年(平成24年)品種登録しました。

種子親の9505-05には炭疽病抵抗性があり、

花粉親のさちのかにはビタミンCが多く含まれています。

果実はやや縦長の円錐形をしていて、サイズは比較的大玉。

果皮は光沢のある濃赤色で、果肉は中まで赤く色づきます。

糖度は親のさちのかよりもやや高く、酸味は同じくらい。

香りがよくてみずみずしく食味は良好です。

また、果実がかたいので輸送性にも優れています。

おいCベリーのビタミンCの含有量は100g中に約87mgで、

さちのかの約1.3倍というデータがあります。

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、

成人のビタミンCの推定平均必要量が85mgとなっているので、

おいCベリー1粒を15g程度とすると、

約7粒で必要量が摂れることになります。

出典 ※4つのいちごの品種説明 果物ナビ より

日本のいちごを無断コピー

日本のいちごはとても美味しくて、海外でも人気があります。

ブランドいちごが勝手に、

海外で無許可栽培されていることが深刻な問題にもなっています。

旬の果物や野菜は、その時期にもっとも栄養価が高くなることがわかっています。

美味しいいちごでビタミンを摂り、健康に気を付けたいものです。

パンフレットももらってきました

店内案内のパンフレットももらいました。

店内の商品の配置やオススメ品まで、

いろいろ載っていて買物の参考になります。

ここ数年、レモンが流行って、ドリンクからお菓子、様々なお料理まで、

今まで以上に幅広く使われるようになりました。

お酒にはレモンがよく合います。

飲み方もバリエーションが広がっています。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 ゼリーやプリンの素も種類豊富

この「ゼリーの素 クール」は我が家の定番で、よく使います。

季節のフルーツを自宅で収穫してゼリーを作るときは、必ずこれを使います。

ほかにも、いろいろ種類がありました。

これはコーヒーゼリーの素です。

杏仁豆腐の素もありました。

孫たちに作ってあげたら喜びそうです。

これも子どもたちの好きそうな、いちごゼリーの素と、プリンの素。

孫たちがまた来られるようになったら、作ってあげたいと思いながら

見て回りました。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 やはり外せない淡路島の特産品いろいろ

「御食菜采館(みけつさいさいかん)」のホームページを見てみると、

『淡路ビーフは、兵庫県産の但馬牛をもと牛として、

淡路島で肥育された黒毛和種の牛肉で、肉質は、きめが細かく柔らかく、

霜降り部分は舌触りがよく甘みもあり、大変美味しいです。』

という淡路牛の説明が載っていました。

但馬牛は「神戸牛」「松坂牛」「近江牛」のもと牛としてとても有名ですが、

ほかにも、このように兵庫県各地のブランド牛の育成に役立っています。

美味しい牛肉が手に入りやすいのも、神戸や淡路島の良いところだと思います。

こちらは晩白柚(ばんぺいゆ)です。

大きくて果皮の色が黄色く、剥いてみると真っ白な分厚い内皮で実が覆われています。

広い店内には、各農家が持ち込んだ新鮮な野菜がたくさん並んでいます。

淡路島の特産品のコーナーもあり、

購入するものを厳選するのに時間がかかりそうです。

旬の白菜も、こんなに大きな立派なものが売られていました。

緊急事態宣言が出ており、淡路島に渡ってくる人も減っているため、

平日は人が少なくて気兼ねせずゆっくり買い物ができました。

『御食菜采館(みけつさいさいかん)』 美味しいいちご 旬のいちごを食べ比べ

さて、購入したもののうち、メインはやはりいちごです。

「紅ほっぺ」と「おいCベリー」を購入しました。

食べ比べをするのが楽しみです。

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2021年1月19日(火)