小西一彦ゼミ~大学院 県立大 最後のゼミで報告~
【小西一彦ゼミ大学院同門生一同】
兵庫県立大学神戸キャンパスは、神戸ハーバーランドセンタービルにあります。今日の小西一彦ゼミはこのビルの23Fの研究室で行われました。ここから見る景色は、オリエンタルホテルやモザイクなどがくっきりと見えます。
2000年4月から2003年3月まで、私は神戸商科大学大学院の小西一彦教授の下で、経営学とマーケティングの研究を修めました。 小西一彦教授は、今年3月末をもって神戸商科大学から県立大学に名称が変わった大学院での教授職を終了し、今月で退任されます。
そのため、今日の大学院ゼミはこれが最後となります。それを記念して、これまでの大学院の卒業者の方で教授、助教授、講師になられた方々をはじめ、先輩方が集まられました。 最後のゼミとなるので、私も発表させていただきました。私の発表の要旨は、大学院で学んだことが、実践の経営ではどのように活かされているか、ということについて、具体的な成果を報告しました。
報告のあらすじは・・・
はじめに
1.メルスプランの概要
2.メルスプランの戦略性
3.メルスプランの取り組みについて
4.アンケートによる顧客満足度の測定
5.メルス会員獲得の全国集計対当社比
6.サービス・プロフィット・チェーンとの関わり
おわりに
となります。
私の発表の内容については詳しく触れませんが、3年間神戸商科大学で学んだ内容を修士論文でまとめ、それを、その後の2年間にどのように経営の実践に生かしたかということをまとめた報告です。
経営学を理論的に研究するだけでなく、それを実践に生かすというのが社会人である私の学んだ意義といえます。
これはサービス・プロフィット・チェーンという考え方を経営の実践に応用してみました。 その実践の対象となったのは、メルスプランというメニコンと我が社で行っている定額制の会員システムです。 これを達成していくためには、経営学で学んだ一つの理論モデルを実際に現場でどのように作っていくかということを実際にやってみました。それが従業員満足と顧客満足による良循環経営の追求の研究でした。
実際にやってみるといろいろな問題がありましたが、しかし振り返ってみると、理論を実践で応用するということは一定の成果を収めました。そのことについて数値を挙げて成果を報告をしました。
検証となるのは、顧客満足について、期待値と結果を対比させ、その結果が満足度の結果と言えるような数値を測定しました。
数値の測定には、顧客からのアンケート葉書から測定をしました。1万人に配布したアンケート葉書から回収し、得られた結果の集計から満足度の測定が発表されました。
神戸商大での小西一彦ゼミの最後の発表の機会を松葉博雄にさせていただいたことを嬉しく思いました。
小西一彦ゼミは神戸商大、兵庫県立大学でのゼミは今回で終了しますが、このゼミの発表会は、今後も小西一彦先生を中心に続けていくことになります。小西一彦ゼミ同門会も作り、同門生の発表の機会となることが小西一彦先生の希望でもあります。
最後に小西一彦先生を中心に、皆で集合写真を撮りました。