2004年12月の小西一彦ゼミ~論文発表会と忘年会~

今日は冬至です。一年のうち一番夜の長い日です。

夜が長ければ勉強は進むせいか、小西一彦ゼミの卒業・修士論文提出者の研究発表会が三宮の勤労会館で行われました。現役学生の他、ゼミのOB・OGの方にも案内がありましたので私も出席させていただきました。

最近の発表形式はパソコンを使い、パワーポイントでプレゼンテーションを行っています。 一人の持ち時間が20分程度に決められて、その時間内に論文で何を言いたいのかをはっきりと主張できるように練習を兼ねています。

企業に就職した場合はパワーポイントを作るだけでなく、要点を、持ち時間の範囲内ではっきりと主張できることがプレゼンテーション能力として評価される時代となっています。

今日の発表会も小西一彦先生が時計を見ながら時間内になればストップをかけていきます。

学生にとってみると、文章を棒読みしていたら時間が足りません。原稿を見ないで画面上の言葉を拾いながら堂々と話すように求められていました。

しかし、これがなかなか難しいのです。三組の発表を聞きました。時間以内に要点をまとめて原稿を見ないで聞き手の顔を見て話せるところまでは届いていません。

ここは厳しくてもやはり将来のためには世の中に出て恥をかかないように指導をすることが先生の親心でしょうか。 発表会が終わると小西一彦先生の講評がありました。なかなか手厳しい評価をされていました。
この後、学部生、大学院生、社会人OBを交えての小西一彦ゼミの合同忘年会に突入しました。

今日の会費は学生さんの予算の範囲内ということで、わずか1000円でした。
1000円となればそんなにテーブルにあれもこれも食材が並ぶわけがありません。ビールをいただけるだけでもありがたいと思いました。

松葉博雄は乾杯の音頭をとるようにと小西一彦先生からのご指名がありましたので、僭越ながら乾杯の音頭をとらせていただきました。 無事に卒業・修士論文を提出出来たことと、ゼミ生の4年生の皆さんが就職が決まったことをお祝いし、小西一彦先生のご健勝とゼミ生一同のご多幸を祈念して、乾杯をしました。

来年の新学期からマーケティングの新しい教授が着任されます。新任の教授は池田教授です。池田教授も今夜特別に参加され、小西一彦先生から紹介がありました。

今オクスフォード大学に留学中の藤岡君が一時帰国していて、今夜の忘年会に参加してくれていました。彼とは一年以上ぶりでしょうか。おたがいに懐かしくて、ビールを飲みつつ、来し方のつもる話をしました。

二次会は大人のグループでゆっくり食事と話をしよう、ということになり、江戸町研究室へと場所を移しました。

2004年12月21日