宮本勝浩教授の、経済効果についての講義は、阪神タイガースのもたらす経済効果でした。

最近、紙上を賑わす事件が起きています。

それが阪神タイガースとなると、俄然、議論は熱を帯びてきます。これまで、株や経営にあまり興味がなかった人にも、阪神がどうなるかという視点から見ると、もう身近な問題に変わってきます。

この難しい経営問題をわかりやすく解説しているのが、大阪府立大学の副学長である宮本勝浩教授のコメントです。

最近の身近なところで目に付いた新聞・週刊誌での記事を集めてみました。

「週刊朝日」2005年10月21日号

2005年10月14日の産経新聞の記事では、全国の阪神と巨人のファンの人数を試算しています。

なんと阪神ファンは全国では、2053万人います。一方、巨人ファンは、2041万人います。これが近畿６府県別となると、阪神ファン941万人もいます。

そこで、宮本教授は、今回の村上ファンドの村上世彰氏が阪神球団の上場問題はファンの声を聞いて判断したいと語ったことを受けて、ファンクラブ15万人から意見を聞くだけでは不十分だと主張しています。

2005年10月12日の毎日新聞の「特集WORLD」では、村上ファンドの提案する阪神タイガースの球団株式上場問題に対して、いくつかの意見を表しています。

一つは、日本で球団が株式を上場することは良いことなのでしょうか？村上ファンドの本当の狙いは何でしょうか？などという疑問に対して答えています。

経済専門誌の「エコノミスト」2005年11月2日号では、野球の球団の問題が投資対象としてどのようであるのかという解説記事が掲載されていました。