石井真一先生の経営学特論の発表当番と、懇親会

前期の後半がそろそろ終わりになりかけると、自然発生的に懇親会になります。

石井先生の懇親会を松葉博雄が提案し、石井先生の了解があったので、今日はできるだけ早く講義を終了してほしく思い、やや強引なのですが、講義の最初にホワイトボードに終了予定時間を大きく記載させてもらいました。

この府立大学大学院の掲示板に使用している集合写真は、石井先生との懇親会の後、お店のキリンビールの「キリンシティ」で撮影した写真を使っています。

石井先生は、この講義の模様を伝える記事について理解をしていただき、積極的な応援のメールもいただきました。社会人との交流は石井先生にとっても毎年楽しみに思っておられるようです。ありがとうございました。

2005年7月22日(金)に松葉博雄の発表当番がありました。

今日は3組の発表があります。最初に発表したのは松葉、駒宮、藤野の3人のグループによる「戦略的提携序説-組織間知識創造と対話-」ということについての発表です。

最初の一組は、松葉、駒宮、藤野の3名です。

知識についてのマネジメントはどのようにするかということを発表しました。

肉体労働者から、知識労働者に社会が大きな変革をし、現代では冨の創造は知識労働者によって作られ、冨の源泉は知識であります。

しかし、知識は、知識労働者の頭脳の中にあり、工場や機械のように固定することはできません。

このような時代に、どのように知を管理するのか…これが経営者に求められていると、このような締めくくりをしました。

次の発表は、「高性能な知識共有ネットワークの創造と管理(Creating and Managing a High Performance
Knowledge-Sharing Network : The Toyota Case)」について、TOYOTAの事例について、薗田さんと米田さんが発表しました。

最後に、女性3人のチームによる、「能力を得るための競争と国際的戦略提携内の組織間学習(Competition for competence and inter-partner learning within international strategic alliances)」について。

発表者は、平野さん、森下さん、辻尾さんの3名です。

二番目と三番目の発表は、英文の資料を基に発表しました。

みなさん、よく勉強されて、日本語でも難しい内容なのに、それを英文で読んで日本語に直し、さらに内容の発表ですから、きっと大変だったと、石井先生が褒めておられました。
このあと、松葉博雄と植田さんの二人が幹事となって、ビアホール「キリンシティ」で打ち上げを行いました。

心行くまでビールを飲むことができるように、皆さんから会費を集め、 飲み放題でやりました。一人3,500円でフリードリンク、料理付きです。

ただ、残念なことは、10時閉店なので、1時間半で飲み放題と言ったところで、そんなに飲めるものではありません。

だんだん話しが弾んできました。話しが弾んでくると、遠くから見るともう誰が生徒で、誰が先生かわからないぐらい、議論が白熱してきています。

社会人と先生との飲み会は、これがいいのです。社会人は仕事を通して自分自身の意見や主張を持っています。

学部生のような社会に出る前の未経験者とは、意見が違って当然なのです。

だんだんとアルコールが回り、もう学校や勉強の話から、恋愛論に移ってきます。

経営学にしても、経済学にしても、人間が何をするのか、今何が起きているのかという人間中心の研究になるので、そこには恋愛論が出てきても当然なのです。

親子ほどの年の差も、同級生となれば、議論の相手であったり、宿題の相談相手であったりします。

この辺が社会人大学院の面白さです。

お店を出て、集合写真を撮りました。前列の真ん中が石井先生です。

この写真が参加者が一番多く、石井先生の了解もいただいたので、掲示板にも使わせていただいています。

 

2005年7月22日(金)