コスモス畑:丹波市氷上町清住コスモス畑
コスモスは、丹波市氷上町清住の休耕田を利用した畑に、畑一面に咲いていました。
色とりどりのコスモスが休耕田に咲いています。
休耕田とは、田畑を耕さずに休耕している状態のことをいいます。
畑一面に美しいコスモスが咲いていました。
コスモスは、植物の中で、一番進化の進んだ植物と言われています。つまり、一番進化しているのです。
インターネットを調べていると、兵庫県のツーリングのなかに、コスモスが見ごろというのがありまして、それをたよりに、氷上郡のほうに行くことにしました。
休耕田を利用して、コスモスを7ヘクタールほど植えているそうです。
昨年の夏は、作用郡南光町のひまわり畑に行きました。
ここも町おこしの一環で、休耕田に100万本のひまわりを咲かせていました。
村おこしに休耕田を使って花を咲かせ、村に街から人が来てもらいたい気持ちが、このようなイベントになります。
見るだけの街の人は、すぐ帰りますが、準備をする村の人はコスモスの種をまくことから始まります。
品種の珍しい種は、高いのです。たとえば、黄色いコスモスの花の種は1リットルが5万円もします。
お世話をしていた村の人が5万円もかけて、たくさん種を蒔いて、花を咲かせるわしらの苦労がわかって欲しいと言われていました。
つまり、これだけの広さ7ヘクタール(2万1千坪)の畑にきれいなコスモスが咲き、
これを見て喜んでもらえたらお世話をした甲斐があったということです。
この辺りは、冬には雪も積もり、農家の軒下には、冬の暖房に使う薪が丁寧に積み重ねられて、これから来る寒い冬への準備が進んでいます。
米を干すための棚は、すでに米はなく、乾燥が終わり米袋に詰められて納屋の中に納まっています。
畑には大根の葉が茂り、これからの収穫を迎えています。
氷上町の家々には柿の木があり、ふと見れば柿の実を通して、秋晴れの青空が目に眩しく映えます。
昔どこにでもあったような日本の秋を今日は奥さんと二人で堪能でき、素晴らしい秋の一日を兵庫県の丹波市氷上町で過ごしました。
清々しい一日でした。
2005年10月13日