沖縄県恩納村 年末年始の「朝日会」:その4~2005年1月元旦の沖縄恩納村~
2005年の新年を迎え、ここ沖縄の恩納村より読者の皆様へ謹んで新年のお慶びを申し上げます。この美しい青い沖縄の海をご覧ください。
さんご礁のリーフから寄せては返す白波が私たちの日々の繰り返しと同じように続いています。その向こうには残波岬の白い灯台が自由の女神の持つトーチのように私たちに新しい年の自由と夢と希望を輝かせ続けています。そのトーチの先には輝かしい未来が広がっています。今年も皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしております。
年が明け、2005年となりました。あちらこちらに松飾がたっています。
朝日会にもお正月がやってきました。入り口中央には松飾が新年を祝っています。
それぞれの船には松の葉をとりつけて新年を祝います。そうです、松葉です。松葉はじつはとこしえの緑を意味し、これはエバーグリーンを意味します。
朝日会のお正月は常勤の会員の皆さんが集まり、新年の祝賀会から始まりました。
神戸から新年のお祝いに持ってきた金粉入りのおめでたいお酒を皆さんに飲んでいただきました。
これをストーブの上に置いた鍋に湯を張って熱燗徳利を作ります。ほのかに日本酒のにおいがただよってきます。
これで新年を祝います。さて、今年はどんなことがあるでしょうか。とっても楽しみです。
登川さんがお家から沖縄風のお節を持ってきてくださいました。
さらにほかの方から、大きなタコを持ってきていただきました。
これを肴に皆さんで一杯やります。
突然の予定変更ですが、正月1日に沖縄を去らなければならないことが起きました。皆さんともっといろいろと親しくしたかったのですが、今日帰ることをお話しすると皆さんとても残念がってくれました。
会長の富着さんがお家から沖縄のナマコを持ってきてくださり、ナマコ料理を作ってくれました。
ナマコを切り、マグロの缶詰と一緒に味噌で炒めます。飛行機の時間が迫り、食べる時間がないことをお話しすると、持って帰りなさいと言ってお椀に入れて持たせてくれました。とっても細かい心遣いをうれしく思いました。
ありがとうございました。これまで、知らなかった味でした。ヌルッとした感じはなめ茸のようで、コリッとした歯ごたえは中華料理のクラゲのようでもありました。味は味噌味で、マグロの缶詰の懐かしい味もからみあっていました。
2005年1月1日