阪神淡路大震災後、早くも一ヶ月経過 メニコンの田中恭一社長へ復興の支援をお願いしました。:阪神淡路大震災後31日目~34日目

大震災の後、神戸のライフラインの復旧が、徐々に進んできました。

震災発生からひと月もすれば、少しずつ本来の仕事への復帰が始まっています。街の屋根は青いビニールシートに覆われ、高いところから神戸の街を見ると、青一色のように見えました。


「取り壊し工事の進む交通センタービル」

落ち着きが出てくると、本来の競争社会が垣間見えてきます。

今日、驚いたことに、「私たちがここにいます」という移転先情報を貼っていましたが、その貼り紙がありえないところに貼られていることが通報によってわかりました。たぶん目的は、私たちに濡れ衣を着せる目的ではないかと直感しました。

 

濡れ衣というのは、移転情報の貼り紙が、震災の二次災害で火事になった眼科の先生の診療所と自宅を兼ねた建物のすぐ前に、私たちの掲示案内が貼られていました。

当然、感情を逆撫ですることになります。貼り紙を見たその先生が、けしからんと激怒されているという通報がありました。誰かが結果を見越して、私たちに濡れ衣を着せようとしたことがわかり、とても驚きました。

言い訳はできていません。もし弁解に行ったところで、現実に誰かが貼ったようなので、きっと感情を害されたことと推測できます。このような震災による被災者が多くいる中で、それを利用して私たちを感情的に戦わせようとする人がいることに、大変な驚きを感じた日でした。

 


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アサヒグラフ緊急増刊号より

罹災者への支援を進めていくために、それぞれのメーカーにはそのメーカーが製造し使用している顧客の方が多くいらっしゃいます。私たちは、流通段階での支援を心がけていますが、なかなか自分達の力だけでは、思うように告知活動もできず、ここはメーカーさんの力を借りたいと思うようになりました。

そこで、各メーカーの責任者の方にお電話で震災の復興マーケティングに対する協力をお願いしました。具体的にはメニコンの田中恭一社長、ボシュロムの城下専務、チバの内山賛平社長、杉山部長などのトップの方に私たちがこれから取り組むことに対しての支援をお願いしました。(注:役職は当時のものです)

 

<この日の出来事 神戸市HPより>【市営地下鉄の復旧】概要
被害の小さかった西神中央駅~板宿駅間について1月18日から運行を再開し、2月16日の全線再開(一部駅を除く)を経て、3月31日には西神中央駅から新神戸駅までの全線・全駅の再開を果たすことができました。

阪神淡路大震災31日目:1995年2月16日(木)


今日で震災から丸1ヶ月が経ちました。少しずつ葉書による案内効果が出始め、たくさんの方がレンズのご相談に来られるようになりました。順調に復興が進んでいます。

阪神淡路大震災32日目:1995年2月17日(金)


 


≫【イメージ画像】
アサヒグラフ緊急増刊号より

今日は姫路から友人がわざわざお見舞いにきてくれました。交通網が少しずつ復旧し始め、近隣の方からあるいは遠方の方から神戸の知人・友人・親戚などのお見舞いに徐々に往来が始まっているようです。

交通網の復旧により、以前とてもよく協力してくれていた我が社の看板娘である甲南女子大の学生さんが、今日から仕事に復帰してくれました。

一人でも、二人でも、仕事に復帰しようと思ってくれること、働いてもらえることがとても嬉しく思いました。また一緒に仕事ができることの喜びを感じました。

今日の賑わいは、震災以前の忙しさに迫るほどの賑わいがありました。DM効果が出始め、順調な復興が進んでいます。それというのも、突然の地震でレンズを失ったままここまで我慢しておられた罹災者の方も多いということがわかります。

 


「三宮センター街にも明るさが、少しずつ…」

震災直後罹災し、そのまま他府県の実家に戻ったまま復帰を諦め、その後退職したいと電話での伝言による退職者の方から、もう一ヶ月にもなるので早く退職金を払ってほしいという督促のお電話がありました。

他府県へ避難できた方から見ると、早くして欲しいと思っておられるようですが、震災の真っ只中にいる私たちには、まだ職業安定所に行って退職手続きをするような状態にないのですが、かなり強い口調で手続きをせまられました。

阪神淡路大震災33日目:1995年2月18日(土)


今日は日曜日なので、仕事がお休みの方も多いので、励ましのために何人かの方がお見舞いに来られました。院長には、後輩のドクター夫妻がお見舞いに来てくださいました。


今日の日曜日もかなりの賑わいになりました。

阪神淡路大震災34日目:1995年2月19日(日)



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