沖縄金武町 億首川にはマングローブの木が群生し ネイチャーみらい館があります
金武町億首川にはマングローブの木が群生し ネイチャーみらい館があります第175回沖縄訪問記(16)
金武町(きんちょう)億首川(おくくびがわ)は穏やかな川
沖縄の西海岸は、恩納村のリゾート地帯で、
脚光を浴びていますが、
東海岸の金武町にも沖縄らしい自然が残っています。
その一つが億首川(おくくびかわ)です。
金武町にある億首川には、
沖縄本島に群生する4種のマングローブすべてを観察できるのが
マングローブの林が残っています。
やんばるの東村まで行かなくても、
市街地から近い場所にマングローブの林があることは稀有なことです。
億首川は流れがほとんどない穏やかな川なので、
小さなお子共連れや体力に自信のない方でも安心です。
【出典:VELTRA】
億首川には、游歩道が整備されています
億首川の両サイドには、游歩道が整備されていて、
ウッドデッキの床は高低差もなく、
障害物もなく、ベビーカーを押してでも歩けます。
穏やかな水面を見ながら移動するので、
幼児を連れたファミリー・体力に自信の無い年配の方でも、
安心して散歩できます。
金武の億首川周域には野鳥がいっぱい
野鳥の多いバードウォッチングの名所としても有名で、
ツアー中にカワセミやサギの仲間、
シギの仲間等の多くの野鳥達に出会います。
また、運が良ければコメツキガニの大群・
大きなカニ・大きなシャコ・大きなシジミ等、
様々な生き物達に出会う事もあります。
マングローブの林
いよいよこれからマングローブの林に入って行きます。
マングローブの林は、木陰で少しひんやりした気温です。
マングローブの根っこは、タコの足のように、
四方に広がり、延びています。
この根っこの間に、潮が満ちてくると、
塩水と淡水が交わって、魚が集まり、
集まった魚を狙って、虫や鳥が寄ってきます。
マングローブ内で、勝手に動植物の採取をする人がいるようです。
マングローブ内での動植物の採取は、金武町は禁止しています。
勝手に動植物を獲ってはダメです。
マングローブの木は地球温暖化の主要因と言われる
二酸化炭素の吸収固定力が大きい事で近年注目され、
その根が作り出す空間は「命のゆりかご」として
幼い魚やカニ・エビなどを育て、生態系保全の効果もあります。
奥さんと一緒に、豊かな自然の中で酸素浴をしながら、
自然環境の素晴らしさを感じることができました。
自然体験学習施設 ネイチャーみらい館
億首川の河口に、
川に沿って自然体験学習施設 ネイチャーみらい館があります。
この自然体験学習施設
ネイチャーみらい館は2008年にオープンしています。
自然体験学習施設 ネイチャーみらい館は、
億首川河畔に立地し、
河口付近に生い茂るマングローブなどの自然を生かした
体験プログラム等を提供するほか、
宿泊コテージやキャンプ場を敷地内に擁すしています。
ネイチャーみらい館は米軍ギンバル訓練場跡地利用
この施設は、米軍ギンバル訓練場跡地利用の
先導的事業として建設されました。
軍用地だった敷地なので、
自然が残っていて、まるでハワイのようです。
金武町は、地域の特性を生かした滞在型観光で、
観光産業の振興発展に大きな役割を果たす
施設にしたいと期待している施設です。
民家に宿泊させる民泊事業を行っており、
当施設の多目的ピロティーが修学旅行生および受け入れ
民家らの集合場所にもなっています。
出典 ウィキペディア(Wikipedia)
ネイチャーみらい館
ネイチャー未来館は、公共施設なので、
遠慮なく施設の内部に入れます。
どんなところなのか、施設の中に入ってみました。
食事が出来たら、ここで昼食にしたいと思います。
金武町の豊かな自然を存分に体験できる施設として、
具体的には水田と野鳥とマングローブの里をコンセプトにしています。
企業研修・新人研修・スポーツ合宿・お泊まり保育・
サークル活動・部活合宿などにご利用できるようです。
わが社の新人研修や、勉強会、レクリエーションに使ってみたいような、
素晴らしい、のびのびできそうな施設です。
問い合わせは:
ネイチャーみらい館 098-968-6117(受付時間 9:00~17:00)
2019年10月9日(水)