読谷(よみたん)ブルース:読谷の昔ながらの海と畑、自然を壊す開発への怒りへ
読谷(よみたん)ブルース:読谷の昔ながらの海と畑、現代の開拓した住宅地と別荘 日常生活の中で起きる、自然を壊す開発への怒りへ 読谷(よみたん)ブルースが聞こえてきます。第120回沖縄訪問記(16)
読谷(よみたん)ブルース:
読谷の昔ながらの海と畑、現代の開拓した住宅地と別荘
日常生活の中で起きる、自然を壊す開発への怒りへ
読谷(よみたん)ブルースが聞こえてきます。
ブルースは、日常生活の中で起きる浮気やら失恋、
といった、怒りや悲しみの心が題材になります。
沖縄の読谷(よみたん)で感じた、
よみたんブルースです。
お昼の弁当に買ったのは、
麻婆豆腐のかかったご飯です。
さらに、おまけに、沖縄そばがつきます。
お昼の弁当は、朝日会のテントの中で食べます。
前兼久漁港の周りにはダイバーの人たちが大勢います。
お昼ごはんを食べると、
松田光正さんと、読谷地区へドライブに出かけます。
最初に寄ったのは、饒波さんが作ったバナナの畑で、
バナナの実がいっぱいなっています。
長浜ダムのほうに行きます。
長浜ダムから流れる小川は、
畑の感慨用の水に利用されて、
小川にはたくさんの小魚が泳いでいます。
たくさん魚が泳いでいるのに、
誰も捕らないのは、外来種の魚だからです。
水位が浅いところでは、
ピラニアが横になって泳いでいます。
ダムの下流で、エビとりをします。
エサをまいてじっとエビがくるのを待ちます。
先日の日曜日にたくさん子供たちが、
水遊びにきて、子供たちがエビを獲ったようで、
エビはあまりいませんでした。
カゴの中にエサを入れて、エビをとります。
茂みのあたりに、川エビが隠れています。
暑い炎天下の下で、じっと息をこらして待っていると、
エビが二匹とれました。
長手エビです。ざりがにみたいですが、腕が長いです。
長手エビは、写真を撮ると、逃がしてあげました。
上から見ても魚がどこにいるかわかります。
次に、読谷の方向に参ります。
暑いので氷を食べようということで、カフェにいきます。
読谷の新しいカフェ「ル・シャノン」に入ります。
カフェの席で、目の前の景色をみると素晴らしい、
海と珊瑚礁、白い建物に、
沖縄の樹木が溶け合った素晴らしい景色です。
目の前にひろがる読谷のビーチは、透明で、
魚が群れになっているのも、
黒っぽいかたまりのように見えます。
松葉博雄は、運転をしなくて良いので、
松田さんに遠慮しながらも、ビールをいただきます。
読谷地方には、内地から来た人たちが別荘をたてています。
そして、アメリカ軍に勤務する
軍人さんの家族のお家も、何軒かあります。
読谷は畑が広く広がって、
迷路のように小さな道が続いています。
あちらこちらのビーチに向かいます。
ビーチを下に降りていきます。
普段はなかなかいけないところを四輪駆動で降りていき、
そして、浜に行きます。
今は、道路となっている、
海岸線の洞窟が、車庫になっていたり、
作業所になっています。
読谷の地理に詳しい松田さんの案内で、
途中、釘1本も使わないお家を見せていただきました。
素晴らしいお家です。松田さんの友人のお家だそうです。
敷地に入って、奥さんに許可をもらい、写真を撮りました。
細い道を通って、読谷ビーチに向かいます。
通常、車では通れません。
浜に降りると、かつては洞窟だった場所に、お墓がありました。
随分前には、お墓は海辺の波打ち際ぐらいのとこまで
狭いところに作られていました。
これも、平地が少ないせいで、
耕せるところは畑にし、
利用できない洞窟に、故人を埋葬したようです。
海が見える、潮が押し寄せるお墓です。
潮がひいたので、
潮干狩りの人たちが何人かきています。
真夏の太陽は輝いています。
れから、いくつかの洞窟を見て回ります。
お墓を見るたびに、ひとつずつ、お墓の前で、
ご挨拶をして、祈りました。
祈るたびに、心の中から、
読谷(よみたん)ブルースが聞こえてきます。
2010年7月12日(月)