久高島には、産卵のためにイラブーが集まって来ます。 第113回沖縄訪問(14)
夜、暗い海の中でイラブーに噛まれないように、密かに潜って、つかまえるところは、ドキドキするようなスリルを感じます。
【沖縄県うるま市石川の東山(あがりやま)のびのび保育園の運動会の応援 第113回沖縄訪問 その14】
知念半島を目指して、南の方向へ行きます。途中、与那原町を通ります。椰子の木の並木通りを通って、久高島の向かいの港に着きました。あざま港です。海上タクシーもあって、久高島まで船で10分で行けます。
向こうの沖の方には、勝連半島が見えます。あざま港の周りは山があり、海もあり、ゴルフ場もあり、飛行場も近く、最近は本土からの観光客の別荘地として賑わっているということです。
周りを見れば、まだ緑豊かな町です。
ちょうど港には、久高島に行く船が停まっています。間もなく出港です。
港のお店の人に片山正喜さんが「自分が知っている人が久高島にいるけど、連絡できるでしょうか?」に聞いてみると、お店の人はすぐに電話番号を調べてくれて、電話番号が分かったので、片山正喜さんは、携帯電話を使ってお話が出来ました。
3時半にこちらから乗ると、帰りの久高島発の船は6時半です。今、久高島に行っても、帰りの便までの滞在時間が30分しかありません。
向こうに滞在するのは僅かの間で、ちょっと躊躇いました。久高島に渡るのはこの次にすることにします。運賃は往復1400円程度でした。
久高島のお土産は、海ブドウなどがあります。特に有名なのが、沖永良部のウミヘビです。ウミヘビは、産卵のために久高島によく集まって来ます。
このイラブーを夜に獲るのが、片山正喜さんの友達の仕事です。危険なのは、イラブーは毒を持っていることです。噛まれないように、海の底まで潜って、イラブーを獲るのです。
売店で何か買う物はないか、ぐるっとまわって見てみました。
ミカンの小さい形のシークヮーサーは1袋100円です。
人口500人未満の久高島に対して、このように立派な港と船が完備されて、インフラがよく整備されていると思います。
残念ながら、久高島は今回は諦めて帰ります。
でも、片山正喜さんの友達の所在が分かり、次の機会には、尋ねていけるところまで、今日の事前準備は済みました。かなり進歩です。未来に希望が持てるようになりました。
国道331号線を走っていると、両脇に椰子の木が植えられています。途中、雨が降ったりしました。高速道路は使わないで、これからは地道で帰ります。
途中、スロットのお店があったのですが、閉まっていました。ここでは、多くの方がバクチにのめり込んで、大変な悲惨な状況があったという話を聞いてます。
松葉博雄は、金城正則さんと片山正喜さんと昼食後時にビールを飲むのを我慢して、久高島渡航の事前準備を成し遂げました。久高島で魚釣りをすれば、入れ食い状態ではないかと、金城正則さんは期待しています。
こんな話をしながら、恩納村前兼久のホテルに戻って、少し休みます。
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2009年10月13日(火)