沖縄県恩納村前兼久の森の中にある小川には、前兼久の人たちが使っていた自然の川を利用した沐浴所がありました。今は、木に覆われて、茂みに隠れ、訪ねる人もほとんどいません 第112回沖縄訪問(18)
沖縄県恩納村前兼久の森の中にある小川には、前兼久の人たちが使っていた自然の川を利用した沐浴所がありました。今は、木に覆われて、茂みに隠れ、訪ねる人もほとんどいません。
【沖縄恩納村の4大行事は、お正月・清明祭・ハーリー祭・旧盆のエイサー祭です。お盆はウンケー・ナカヌヒ・ウークイと3日続きます 第112回沖縄訪問 その18】
お天気は晴れです。海も空も綺麗なので、「これだったら、今日は海に行こうかな」というお天気です。
朝10時ごろ目が覚めて、昨日、金城家で頂いたお料理を取り出して食べて、手軽な朝ご飯を頂きます。
昨日、金城家でもらったお弁当をちょっと開けて見ると、かまぼこ、豚、ゴボウの煮物、ご飯があります。
ご飯は、お茶漬けにして食べています。
ゴボウはよく煮込んでいるので、食べやすかったです。
三枚肉は、全部は食べきれないので、ラップをして、冷凍保存にすることにしました。朝ご飯の心配をしなくて済んだので、ラッキーです。
朝ご飯が終わると、電話が掛かってきました。
幸地新二郎さんからで、「松葉さんに近くの山で茂っている植木を作ってあげる」ということで、松葉博雄は、ヘゴヤシが好きなので、ヘゴヤシを見に行きました。
毎年、お正月には水神さんを祀る祠の近くに、お家があります。
その上の方にずっと辿って歩いて行くと、昔の自然が残った大きな木があります。
ところどころ畑が出来ています。
水があるから、畑が出来るそうです。
適当なシダ、椰子の木を見つけました。
人工衛星から写した沖縄本島の写真には、緑の島の沖縄に、あまり緑が残っていません。
残っているのは、恩納村の北の地区で、いわゆるヤンバルと言われる北部山岳地帯です。
沖縄の気温であれば、椰子の木も茂り、パパイヤやバナナの果物の木もすぐ実を付けて、森に住む小動物や鳥たちは、楽園になっているはずです。
沖縄本島の開発は、海岸線に沿って、道路が造られていますが、少し道より内部に入ると、舗装がされていない道路が残っていて、その先には、僅かながら、森が残っています。
森に入り、本土復帰の間もない頃まで、前兼久の人たちが、お風呂代わりに使っていた自然の小川を利用した沐浴所の跡も案内してもらいました。
一巡した後、幸地新二郎さんは、「休んで行きなさい」と言われて、お家にちょっと上がらせてもらい、お茶を頂きました。
2009年9月4日(金)