沖縄恩納村ムーンビーチは、三日月型をした形から、ムーンビーチの名前が付きました。今夜のムーンビーチは、お盆の満月を浴びた、フルムーンの光り輝く浜辺でした。エイサー祭りの参加者で、チャンプル状態の飲み会が「ゆんたく」でありました。
【沖縄恩納村の４大行事は、お正月・清明祭・ハーリー祭・旧盆のエイサー祭です。お盆はウンケー・ナカヌヒ・ウークイと3日続きます　第112回沖縄訪問　その10】

「ペンション・ムーンビラ」でのバーベキューパーティの間に、ちょっとムーンビーチホテルを散策してきます。ムーンビーチホテルの浜辺、月の浜は、静寂に包まれているでしょうか？行ってみると、満月が白い砂浜を照らしています。

浜辺には、何組かの男女が波の際で遊んでいます。砂浜で寝転び、仰向けになって、今夜の満月を楽しむようにゆっくりと月を見て、しばらくして、また「ペンション・ムーンビラ」に戻ります。

万国百貨店の裏にある「ゆんたく」というお店に行きます。戻っている途中、金城正則さんから電話が掛かってきて、「二次会をやっているからおいで」ということになって、言われたお店に付いていきます。

この「ゆんたく」は、オーナーさんが自分で大工仕事をして、作ったお店です。よく見て見ると、いろいろ工夫していることが分かります。防音壁には、卵を輸送するときの紙パックを利用しています。ここで皆さんとカラオケをします。

天井に貼っている洞窟風の岩のように見えるのは、実は発泡スチロールを焦がして、岩のようにしているということが、触ってみて分かりました。

仲程學さんもやってきました。原さんもやってきました。人数が増えてきて、少しずつ奥へと詰めていきます。

沖縄の飲み会の面白いところは、途中で一緒になった人も着いてきます。さっき会った人も、参加しています。誰か知らない人も隣にします。一応、会費は、地元の人が2000円、飛び入り参加が1000円です。泡盛を飲む人や、ビールを飲む人がいます。

冨着信常さんの奥さんの妙子さんが、松葉博雄とデュエットをしたいということで、松葉博雄は普段はカラオケを歌いませんが、ご指名されたからには歌います。

冨着妙子さんが選んだ曲は、なんと「東京ナイトクラブ」です。「東京ナイトクラブ」はフランク永井の歌ですが、随分昔の歌で、すぐに思い出せるでしょうか。

妙子さんから注文がつきました。歌い方について、「ムーディに歌って」ということです。そこで、松葉博雄は「ムーディ松葉」に名前を変えて、今から歌います。

「東京ナイトクラブ」をゆっくりとムーディに歌うと、意外と拍手がありました。「歌えば歌えるじゃん」という声もあります。

即席で知り合った人たちが、何人も集まって来ています。沖縄では、料理で野菜を混ぜて作る料理を、チャンプルと言います。今夜の飲み会もチャンプルです。エイサー踊りで知り合った人たちが、混ざり合って飲み会に参加しています。

ホテルに帰ると夜中の12時をまわっていました。12時15分ぐらいです。それから少し本を読んで、考えついたことを忘れないように、パソコンに入力して、その後、お風呂に入って就寝します。

2009年9月2日（水）