恩納村の長男の家には、仏壇が祀られています。仏壇には、親戚や知人からお供え物が供えられています。仏壇への報告は、聞いていて分かりやすい口語体で話すように唱えられます 第112回沖縄訪問(7)
恩納村の長男の家には、仏壇が祀られています。仏壇には、親戚や知人からお供え物が供えられています。仏壇への報告は、聞いていて分かりやすい口語体で話すように唱えられます。
【沖縄恩納村の4大行事は、お正月・清明祭・ハーリー祭・旧盆のエイサー祭です。お盆はウンケー・ナカヌヒ・ウークイと3日続きます 第112回沖縄訪問 その7】
金城家の近くのエイサーの巡行が終わったので、差し入れで頂いた、楚辺ポーポーをおやつに頂きます。カステラの生地を巻いた物です。
これから金城正則さんの車に乗り、松葉博雄のホテルの冷蔵庫にあるお昼の食材を取りに行きます。クレアちゃんとニーナちゃんも付いてきます。
先日、片山正喜さんと一緒に読谷のスーパーに買い物に行った時に買った、北海道産のホッケとか、豆腐や白菜の漬け物を金城家に持って行きます。
朝ご飯に焼いて食べようと思っていたものの、料理をするのがとても面倒なので、止めていましたが、これらの食材が活かされて良かったです。クレアちゃんとニーナちゃんは、松葉博雄の部屋で大騒ぎです。二つのベッドをジャンプしながら、渡ります。ベランダでは、外の景色を見て、知っている場所がどこか確認しあっています。
クレアちゃんとニーナちゃんは、興奮すると事故になりかねないので、早々にホテルを引き上げます。金城家では、ドラゴンフルーツの花が咲いて、結実したような後が見えます。
金城家のバナナは、切り倒され、新しい株を出しています。収穫したバナナは、まだちょっと青そうですが、とても美味しそうです。
金城正則さんに、「神戸に持って帰りなさい」と言われました。
ホッケを金城家の台所で焼きます。豆腐には、イカナゴの塩漬けを載せます。
ホッケが美味しかったです。白いご飯によく合います。
昼食を食べている間も、クレアちゃんは、ニーナちゃんと、とっても仲良しです。 金城家でホッケのお昼ご飯を頂いて、いったんホテルに戻ります。
ホテルに戻る途中に、刺身屋さんがあって、そこにスクガラスを売っているので、お店に入ってみました。
スクガラスは、1斤1000円ということで、新しい取れたてを急速冷凍したものがパックで売っています。
ところが、1袋2斤以上の重さがあって、2000円以上するということなので、ちょっと1人で食べるには多すぎるので諦めました。
昼食を食べている間も、クレアちゃんは、ニーナちゃんと、とっても仲良しです |
ホテルに戻って、少し休憩して寛いでいると、5時の時報がなって、だんだん夕暮れになってきています。
金城正浩さんのお家に、お供え物を持って行きます。今回は、郵便で荷物を送ったのですが、本来、飛行機便で来るのが当然だと思っていましたが、郵便局の方に急いでいないと判断されたのか、船便になっていました。
飛行機で送れば2日もあれば着くと予想していたのですが、船便なので5日も掛かってしまい、今日やっと届きました。その中から、お供えを持って行きます。
前兼久の鎮守には、旗が立っています。鎮守の神様に、松葉博雄が来たことを報告して、手を合わせます。仏壇がちゃんとありました。
この旗が立っているときは、お祀りです。
まず、金城正浩さんのお家に行きます.神戸から持ってきた長崎の福砂屋 のカステラをお供えします。沖縄風の報告は、「南無阿弥陀仏」だとか「なんまいだ」とか、その他のお祈りの言葉は言いません。仏壇に向かって、語りかけるように、聞いているにも分かるようにお話しをご先祖様にします。
毎年、お盆には、松葉博雄は金城家に寄せて頂いています。「ご先祖様、お帰りになりましたら、ゆっくりしてらっしゃてください。金城家の皆さんをお守りください。帰るときには、また来年来られるように、周りを見ながら帰って下さい」というようなことを語りかけるように、唱えるのです。
金城家の後は、朝日会に向かいます。
2009年9月2日(水)