事故から1年経過しました。今でも思い出すのは、宜野座の浜辺で海草に足を取られ、横転し、腕を折った事故のことです
事故から1年経過しました。今でも思い出すのは、金城千賀子さんが宜野座の浜辺で海草に足を取られ、横転し、腕を折った事故のことです。
事故から1年が経過しようとしています。
松葉博雄が一人で沖縄訪問をしていた第99回沖縄訪問の2008年8月15日(金)のことです。お盆とエイサーが暦の上で重なる年でした。
8月15日金城正則さんと金城千賀子さんとクレアちゃんの4人で、ヤンバルの方向に向けて、ドライブをしていた途中、宜野座の浜辺で、砂浜を歩いて景色を見ようと車を降りました。
事故は、一瞬の合間に起きました。11時23分に現場に到着しました。
船を海に上げ下ろしするためのコンクリートの坂に、海の海草が茂り、まだ海水に濡れている藻の上を、金城千賀子さんと松葉博雄が足を踏み入れた瞬間に、2人はこけてしまいました。
11時25分ごろです。あっと思った瞬間、靴が藻の上を滑り、体を起こそうと思っていても、意志に逆らって滑って転んでしまいました。
松葉博雄は、起きようとしてもまた滑り、思うように乾いたコンクリートの方向に移動出来ませんでした。
なんとか、滑って転んで打った、腰の痛みをこらえながら、周りを見ると、金城千賀子さんが動けない状態になっています。
金城正則さんが駆け付けて、抱きかかえてみると、右腕が肩に近いところで骨折しています。
大変な状況になりました。すぐに携帯電話で119に電話し、救急車に来てもらうように連絡を取りました。
救急車は、11時35分に現場に到着しました。すぐに沖縄県立中頭病院へ搬送されました。
金城正則さんとクレアちゃんは、乗って来た車を運転し、松葉博雄は救急車に同乗し、事故の状況を車の中で救急隊員に報告しました。
12時13分に中頭病院に到着し、すぐに救急処置が施され、レントゲン写真を撮った後、金城正則さんに担当医からの説明がありました。
松葉博雄も金城正則さんに付いてレントゲン写真を見せてもらいました。
事故の起きた直後から、きっと相当な激痛があったと思います。しかし、金城千賀子さんは、ぐっと我慢をして、家族に心配を掛けないように、配慮しています。
応急処置も終わり、痛み止めも効き、少し様態が沈静化したのは、夕方6時半ごろです。金城正則さんに支えられ、病院を後にしました。
今日は応急処置なので、この後、骨を繋ぎ、リハビリに専念する療養期間が続きます。沖縄県恩納村の前兼久では、今夜はエイサーの賑やかな太鼓の音が聞こえてきます。
痛み止めが覚めるころは、きっと激痛がまた全身に感じるのではないかと心配します。
あれから、2009年8月15日は、1年経過しました。痛くて上がらなかった右腕も、辛抱強くリハビリを続け、今は見た目には、以前と変わらないように見えます。
リハビリのトレーニングは、家事、炊事、洗濯などの主婦がしている動作が、効果的だと、今では笑って話せるように元気になっています。