沖縄恩納村前兼久の夕暮れ時には、暑さを避けて家にいた人も、涼しくなると、グランドに集まり、ゲーム、野球、夕涼みを楽しんでいます。

【沖縄本島へ本土（ヤマト）から移って来た人（ナイチャー）の暮らし方は、様々です。沖縄で楽しく暮らすには、沖縄の人（ウチナーンチュ）と仲良くやっていくことです。　第110回沖縄　恩納村訪問　その4】

片山正喜さんのお家まで、片山正喜さんを送ってから、ホテルに着きました。夕方の5時ごろです。

ホテルに着いて、部屋に入って、神戸から届いている荷物を開けて、シャワーを浴びて、夕日を見ます。懐かしい風景に戻ってきました。

ベランダの外に出していた観葉植物は、水不足になって、すっかり元気がなくなっているので、水をかけてやります。

今日は、買い物もして、明日のシュノーケリングの準備もしています。これから朝日会に行きます。

日中は、暑くて、外に出られなかった気温が、夕方には、涼しくなり、恩納村前兼久の集落の人達は、広場に集まってきて、ゲームを、野球を、孫の相手をして、日が沈むまでの夏の夕暮れを楽しんでいます。

朝日会では、12日（日）に大型船をチャーターして、伊江島の方にマグロを釣りに行こうという計画があります。会費は、ひとり5000円です。

20名集まれば、船をチャーター出来ます。松葉博雄は、15番目にエントリーしました。16番目は、石川善忠さんです。

少しずつ日が長くなり、今では、夜の7時になっても、まだ明るいのです。ビールを飲みながら、仕事と何も関係のない話をして、羽根を伸しています。

椰子の木には、たくさんの椰子の実が実っています。これをひとつ1000円で売ったら、いくらになるか、700円ぐらいにしたらどうか、という議論が続いています。

しばらくして、ゴルフの練習をすることにしました。ゴルフのボールがないので、最初は缶ビールの空き缶を蹴っていましたが、しばらくすると、草の中からゴルフボールを3つ見つけました。これを使って練習します。

ボールを叩いても叩いても、石川遼くんのように、うまくは行きません。ゴルフボールを叩いているうちに、朝日会のお開きの時間になりました。皆さん、帰って行きます。

朝日会の後は、金城家にお邪魔します。金城家では、クレアちゃんが泣いていました。なんで泣いているのか分かりません。

「ママがいい」と言っています。ママがいいということは、「今、ママがいないから良くない」ということだと思います。

琉球新報によれば、今、沖縄本島では、新型インフルエンザが発症し、普天間第二小学校が休校になっています。

金城家では、大変なご馳走が出ました。金城正則さんが、最近、北海道の函館・札幌地区に旅行に行ったので、北海道のお土産が届いています。

カニといくらが届いています。このカニといくらを使って、松葉博雄は勝手にスパゲティーの上に掛けて、創作料理を作ります。

その後、ご飯を頂きます。ご飯にもいくら、カニ、お醤油を掛けて頂きます。カニの魚汁も頂きます。とっても美味しい味になりました。

しばらくしていると、利絵ちゃんが帰ってきました。クレアちゃんは、ママが帰ってきたので、もう泣くのは止めて、元気になりました。

明日は、離島に行くので、起きる時間をどうしようかなと思って、神戸にいる奥さんに電話して、モーニングコールをお願いしました。これで安心です。

たくさんのビールと美味しいご馳走を頂いたので、松葉博雄をホテルに送ってくれる車を利用して、金城家の皆さんに、ホテルに来て頂いて、松葉博雄の奥さんから預かったメッセージと、お土産を渡します。

金城正則さんと松葉博雄は、ホテルでまたビールを飲みます。

今日の月は、満月です。満月を見ながら、あの月にはうさぎがいるのか、タヌキがいるのか、狐がいるのかという話をして、夜が更けていきます。

クレアちゃんは、松葉博雄が持っていたお土産を早く使いたいので、「お家に帰りたい」と言っています。それでは、お開きになります。

 

2009年7月8日（水）