沖縄　浜比嘉島には、浜地区と比嘉地区があり、浮原島には比嘉地区から渡し船が出ています。「パーラーみなと」のロッキーくんは、自転車の荷物カゴに納まっていました　第110回沖縄　恩納村訪問　その3】

片山正喜さんの知り合いのダイビングショップを訪問してみましたが、

ちょうど今はお仕事に行っているのか、お店は閉まっていました。

携帯電話で連絡を取ってみると、留守番電話の案内では、

「ただいま、海に潜っています。電話には出られません」とのことでした。

そこで直接、浜比嘉島に行ってみることにしました。

現地に行って、浮原島に渡る船がないか、

明日は浮原島に渡れるかどうか、調査してみることにします。

浜比嘉島に行くには、海中道路を通って行きます。

浜比嘉島は以前に何度も行ったことがあります。

海中道路は、海を埋め立てて作った道路です。

海中道路を渡りきると、平安座島に着きます。

平安座島からは、浜比嘉大橋が架かっていて、

浜比嘉島へ車で渡る事が出来ます。

浜比嘉島には、2つの集落があります。

ひとつは、浜地区、もうひとつは、比嘉地区です。

浮原島には、比嘉地区の港から、船が出ているはずです。

渡り船が出ているかどうかが、地元の人に尋ねて、

どの船が浮原島に案内してくれるのか、確認してみました。

情報収集の相手は、何度も訪問している、「パーラーみなと」のお店を訪ねて、

玉城さんに聞いてみます。

玉城さんの言うことには、もう右眼は見えていないそうです。

ロッキーくんも随分と大人しくなっていました。

りんりんとそっくりなロッキーくんが、

自転車の後輪に付いている荷物カゴにタオルを敷いて、納まっていました。

久しぶりに、ロッキーくんに会いました。

ロッキーくんは、もう11歳で、右眼が白内障になって、白く濁っています。

ロッキーくんを見れば、りんりんが懐かしくなって、

つい撫でたり、さすったりして、話しかけています。

向かいの浮原島に渡るには、

渡り船の「まつかぜ」の船長さんにお願いした方がいいでしょうと、

教えてもらったので、「まつかぜ」のところへ行ってみましたが、

残念ながら船長さんは留守でした。

その近くに、ダイビングの船がちょうど海から港へ帰ってきたので、

そのお兄さんに直接頼んでみました。

お兄さんの言うことには、

現場で予約をすることは難しいということで、

パンフレットを頼りに、予約を扱っているお店の方に電話をしてみました。

電話をしてみると、2人分なら空いているということで、

明日の10時出港の便をお願いしました。

明日は10時から3時ごろまで、シュノーケリングを楽しめそうです。

浜比嘉島から浮原島に渡るルートを確保したので、安心です。

しかし、誤算がありました。

浮原島は、アメリカ軍が演習場として平日は使っているので、

平日には、浮原島には近づけません。

南浮原島も無人島で、海が綺麗だと言うことなので、

「まぁいいかな」と、妥協しました。

もし、浮原島に近づけば、警告が空から、島からあるようです。

明日は、木曜日で、平日のため、浮原島には上陸できません。

代わりに、南浮原島へ上陸することになります。

南浮原島に上陸するルートを確保したので、気持ちの焦りは軽くなりました。

「ちょっとかき氷でも食べようか」と、片山正喜さんに提案し、

港の近くに、リヤカーを改造したお茶を飲む場所があったので、そこに寄ってみます。

なかなか商売熱心で愛想の良い奥さんがお店をやっています。

片山正喜さんは、氷ぜんざいを、

松葉博雄はイチゴ味のかき氷をお願いしましたが、

かき氷が100円です。

氷ぜんざいは200円です。

休憩所のオーナーさんは、商売熱心で、「ウニはどうですか？」とか、

「お土産物はどうですか？」と、

いろいろとお金を使うように提案をしてきます。

片山正喜さんに車の運転をしてもらっているので、

松葉博雄だけビールを飲むわけにはいかず、

ビールがなければウニも欲しくないので、

残念ながら注文しませんでした。

なるほど、山城久美子さんなら、

全国から集まってくる沖縄好きのナイチャーの心を掴み、

もう一度来てみたくなる、この店をブログで紹介したくなるのも、納得です。

休憩所のオーナーさんは、二人で共同経営しています。

販売担当は山城久美子さんです。かき氷を食べながら、

軽口を聞いていると、このお店には、全国から観光客が来て、

山城久美子さんのファンが大勢いるとのことでした。

かき氷を食べると、もう一度、ロッキーくんのところに戻って、

「明日また来るからね」とご挨拶に行っているのに、

ロッキーくんは、昔のロッキーくんに戻って、

突然、うーっと唸って、ワンワンと吠えたてて来ました。

どうしたのでしょう？これは、「昔のことを思い出したよ。

あんたは、前によく来ていた神戸の松葉さんでしょ？

ボクはちゃんと覚えているもんね」と言っているのでしょうか？

それとも、「近づくな！噛んだろうか！」と

、吠えているのでしょうか？

ロッキーくんの強い威嚇にあって、頭を撫でることも出来ず、退散です。

この後、また海中道路を通って、前兼久に帰ります。

2009年7月8日（水）