久米島の比屋定(ひやさだ)パンダを下りて、「阿嘉のひげみず」が流れ込む湾でシュノーケリングします
久米島は、「球美(くみ)の島」とも呼ばれています。あまりダイバーがやって来ない比屋定(ひやさだ)パンダを下りて、「阿嘉のひげみず」が流れ込む湾でシュノーケリングします。
【沖縄の6月は梅雨時です。沖縄の雨は、時には激しく、雷を伴って大雨洪水警報が出るほど荒っぽい雨が降ります。梅雨空の合間を縫って、恩納村や久米島でマリンスポーツは出来るでしょうか? 第109回沖縄 恩納村訪問 その10】
久米島の比屋定(ひやさだ)パンダ
今日は、「比屋定(ひやさだ)パンダ」という
切り立った崖が海に続く断崖の下で泳ぐことにします。
比屋定(ひやさだ)パンダの近くにには、
車エビの株式会社エポックの養殖場があります。
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「比屋定(ひやさだ)パンダ」という 切り立った崖が海に続く断崖の下で泳ぐことにします |
車エビの養殖場の近くに、大きな砂の山がありました。
「何に使うのだろう?」と思って、
「護岸工事でもするのかな?
せっかくの自然をセメントにしてしまうのか、
もったいないな」と考えていました。
しばらく謎でした。
車エビの養殖場の近くに、大きな砂の山がありました |
とても綺麗な砂地なので、裸足で上ってみようかなと、
砂山の近くまで歩いて行き、
登ろうとしたときに、ふと頭を過ぎったのは、
子供達が砂山で遊んでいて、
蟻地獄のように、砂に埋まってしまい、
出られなくなった新聞記事です。
危ないことは止めておこうと思い、
砂山に登ることは止めました。
比屋定(ひやさだ)パンダは、
美しい海が眩しいほどのきらめきを放って、
目に入ってくる景勝地です。
車を海岸近くに置き、ウエットスーツに着替えます。
ウエットスーツを着るのは、寒さ対策ではなくて、
珊瑚の岩肌で皮膚を傷つけないようにする
自分自身の保護用です。
時には、毒クラゲに刺されることもありますから、
ウエットスーツは着た方が安心だと
片山正喜さんのアドバイスです。
周りを見てみると、比屋定パンダの周りには、
泳いでいる人はいません。
風も強いので、
海で泳いでいると流される心配もあります。
ウエットスーツに着替えて、
鉛のベルトを腰に巻いて、これから海に入ります。
ここからは、オリンパスのμ850SWの水中カメラです。
ウエットスーツに着替えて、 鉛のベルトを腰に巻いて、これから海に入ります |
鋭い溶岩が岩になったような、
刺々しい岩肌の上を歩いて、
体が浸かるところまでそろりそろりと進んで行き、
足のフィンが使えるぐらいの水深のところまで来たら、
歩くよりも速く水の中へ入って行けます。
ちょうど陸に上がった亀さんやペンギンさんなどが、
のろりのろりと歩いていて、
水に入ったら一気に泳ぎ回るような光景です。
沖縄本島恩納村の海よりは、 生き物が多く残っているようです |
沖縄本島恩納村の海よりは、生き物が多く残っているようです。
でっかい魚や、たとえ小型・中型でも、
魚の群れに出会いたいなぁと願っています。
その瞬間のために、水中カメラは、
すぐにシャッターを切れるように、
準備しながら、前に進んでいます。
片山正喜さんとはぐれないように、
二人の距離も気にしていないと、海の中では、
すぐに行方が分からなくなり、
はぐれてしまうと、水平方向からは、
距離感が分かりません。
珊瑚礁の岩は、ところどころで途切れ目があり、
途切れ目のさらに底には、深い溝が覗いて見えます。
2009年6月10日(水)