オリオンビール:オリオンビールもなくなっていました。恩納村ムーンビーチホテルの昼食バイキングは、リフォーム後値上がりしています。第108回 沖縄 恩納村訪問(4)
オリオンビール:オリオンビールの冷えた大ジョッキが無くなっていました。恩納村ムーンビーチホテルの昼食バイキングは、リフォーム後、値上がりしていました。バナナボートソングを歌いながら、片山正喜さんの畑からバナナを1房丸ごと担いで頂いて帰りました。 その4】
オリオンビールを飲むと沖縄に来た、と思います。しかしそのオリオンビールの冷たい大ジョッキが、ムーンビーチホテルのバイキングから無くなっていました。
お天気は、晴れです。とても良いお天気なので、片山正喜さんから「泳ぎに行こう」というお誘いがありましたが、どうも体調が良くなく、血行が悪いのか、肩こりも強いので、海に行くのは止めておきます。
松葉博雄が片山正喜さんのお家の近くの海に行く代わりに、片山正喜さんにホテルに来てもらうようにしました。
ちょうど昼時なので、ムーンビーチホテルのランチバイキングを一緒に頂くことにしました。
ムーンビーチのレストランは、最近、リフォームを終え、室内は以前に比べて高級感が出ています。
しかし、その高級感は、価格にも反映されて、1500円ぐらいの昼食代が、2200円にまで跳ね上がっています。
リフォームされて、部屋が綺麗になり、高級感がリゾートホテルには必要なことですが、料理の味はそれぞれの個人の舌が覚えているので、この味覚の期待に応えられなければ、仏作って魂入れずになります。
席に着くと、まずは生ビールの注文ですが、以前に生ビールといえば、オリオンビールの大きなジョッキが白い霜を付けて冷たいビールでテーブルに運ばれてきました。
それが、値段が同じなのに、やせ細った手で握れるほど細いグラスに注がれたオリオンビールが運ばれ、手に持つジョッキの握り手がありません。
後から気が付いたことですが、サービス係の女性の方が、「生ビールにしますか?瓶ビールにしますか?」と少し力を入れて選択を迫っていたようですが、そのときは、何を強調しているのか分かりませんでした。
バイキング料理を取りに行き、料理皿の横に瓶ビールがカゴに入れて並べられています。
その横には、「リフォーム記念で、瓶ビールが特別価格1本700円でご提供」との案内がありました。
サービス係の方が強調していたのは、分かりやすく言えば、「今はリフォーム記念で、瓶ビールにすれば1本700円で安いですよ」と言ってくれれば、分かったのです。
期待はずれのバイキングでした。バイキングで選んだのは、日本蕎麦、カレーライス、フルーツぐらいで、以前にあった中華のフカヒレスープなどはありませんでした。
バイキングを食べた後は、ムーンビーチホテルの1階のホールを散歩します。
1階のホールには、中学生の修学旅行生が、昼食をするために、広いスペースでテーブルを用意してありました。
片山正喜さんにお願いして、2009年2月ごろから実を付けているバナナの木を見に行きました。
もうそろそろ収穫時期です。1本丸ごとバナナの房を頂きたいとお願いしました。
深い草をかき分けて、バナナが密かに植わっている林の中に行き、バナナの熟成状態を見ました。
外形上は、まだ青いバナナですが、2月、3月よりは、やや太ってきて、後は木から切って、経過を見れば、そのうち黄色くなって、シュガースポットが出そうです。
バナナの房を全部丸ごと切り取って、抱えてみると、かなり重いことが分かりました。昔、バナナを肩に担いで、船に乗せる時に歌った、「バナナボートソング」があります。
つい、 「Day-o, day-ay-ay-o(デイ・オー・エイ・エイ・エイ・オー)」を叫びながら、バナナを担いでいます。
担いで行けば、山道も歩きやすいのですが、バナナを切ると、果汁が滴っています。
果汁は、服に付くと、なかなか抜けません。しかも、肌に着くと痒くなることがあります。
従って、腕に抱えて、果汁は身につかないように注意しながら、野道を歩いて、車まで戻って、そのままホテルへ搬送しました。
ホテルでは、2009年1月に採集したクワズイモの鉢に、大量の小さな虫が発生し、拭いても拭いても取り切れるような状況ではないので、思い切って、虫の付いている茎から葉っぱを全部切断して、新しい芽が出ることに期待することにしました。
バナナの樹液で腕に痒みを感じたので、すぐに水道水で洗い落としました。
2009年5月15日(金)