恩納村ムーンビーチ沖の海釣りは、それなりに成果を上げました。最大の成果は、生きた枝珊瑚を釣り上げたことです。魚は、前兼久漁港に戻り、朝日会の台所で金城正則さんがお刺身に捌いてくれました 第106回沖縄訪問(14)
恩納村ムーンビーチ沖の海釣りは、それなりに成果を上げました。最大の成果は、生きた枝珊瑚を釣り上げたことです。魚は、前兼久漁港に戻り、朝日会の台所で金城正則さんがお刺身に捌いてくれました。
【春になれば春休み、夏になれば夏休み、冬になれば冬休み、休みが続くと沖縄の旅行客は増えて、沖縄の地元にも活気が表われてきます その14】
波はそれほど高くないものの、風があり、時間が経過すると、船は元の位置からゆっくり潮に流されるので、流されてはまた元に戻る船の操作を繰り返しをしながら、釣を続けています。
だんだん要領が分かってきて、1回の竿入れに、3匹も4匹も連なって釣れるようになりました。
いろいろな種類の魚が釣れましたが、小さいサイズは唐揚げ、やや大きくなると、刺身が出来ます。
今日の釣果では、刺身に出来るでしょうか?皆さん、釣れるたびに嬉しそうにしています。
船酔いが強くなってきた人がいるので、もうそろそろ魚釣りを終わろうということになりました。
今日は、中国大陸から吹き流れてきている黄砂の影響なのか、普段すっきり見えるムーンビーチの浜が、ややかすんで見えています。
竿を納めて、前兼久港に船は帰ります。
3人の釣った魚を集めて、クーラーボックスに入れてみると、かなりたくさん釣れていることが分かります。
港に着くと、クーラーボックスを朝日会のテントに持って行き、金城正則さんは、小さい魚でも、すぐに捌いて、刺身を作ってくれました。
とても美味しいお刺身が出来ました。
20センチぐらいの小さな魚でも、刺身に取れるのかなと思っていましたが、見事に刺身ができました。
結果として、今日一番の収穫は、好ちゃんが釣り上げた、海の底から引き上げた生きた枝珊瑚です。
朝日会の皆さんも、昔と比べて今では枝珊瑚はとても珍しく、「よくまぁこんな立派な枝珊瑚を釣り上げたもんだ」と、拍手喝采です。
枝珊瑚は、生きているので、今のこのキレイな色は、一晩もすれば、変色します。かといって、海水で生かす事も出来ません。
金城正則さんにお願いして、飾りになるように、加工処理をしてもらうことになりました。
自分で釣った魚が、すぐに調理され、刺身や唐揚げになって、魚のご馳走が出たので、好ちゃんとお父さん、そして松葉博雄の奥さんが案内して、好ちゃんのお母さんも参加してもらい、朝日会のテントで一緒に美味しい獲れたての魚を頂きます。
芝生の上で、テーブルを広げ、ビールを飲みながら、お料理を食べて、しばらく楽しい時間を過ごして帰ります。先程の船酔いは、陸に上がれば、酔いは覚めたようです。
いつも前兼久漁港で餌をおねだりしているワンちゃんが、テーブルの側にやってきて、「ちょうだい、ちょうだい」のおねだりをしています。
松葉博雄は、りんりんのことを思い出して、テーブルにある唐揚げを少しあげたところ、大変良くなつくようになりました。
2009年3月20日(金)