恩納村のリゾートホテルで年越し花火大会 第82回沖縄訪問(8)
牡丹鍋と三線で盛り上がった食事会は、サンマリーナホテル、ルネッサンスリゾートオキナワ、ムーンビーチホテルの年越し花火の鑑賞に移ります。
【沖縄県恩納村前兼久の年末・お正月の過ごし方 その8】
金城正則さんの次男の金城正道さんと、奥さんの伊吹さんも一緒です。もちろん、クレアちゃんも伊音ちゃんも側で騒いでいます。
そして、伊吹さんのお父さんとお母さんである、仲原さんご夫妻が来られました。
仲原さんご夫妻も、一緒に猪鍋をいただくことになりました。
たくさん家族が集まり、その中に松葉博雄と奥さんも入れていただいて、賑やかになりました。
仲原さんは、なんと、三線の名手ということで、食事が終ると、持参の三線で、沖縄の民謡や曲を演奏してくれました。アメリカのハワイに留学経験があり、とても幅広い活躍をされています。
みんな一緒になって、ワイワイ騒いで、沖縄のカチャーシーも出ると、金城正則さんも踊ります。松葉博雄も踊ります。とても楽しい、沖縄風の宴会のような夕食になってきました。
大晦日の今日は、後数時間で、2006年から2007年に年号が替わるカウントダウンの日なので、少しずつ12時が来るのを待っています。
仲原さんの三線の音に合わせて、みんなで踊って、楽しい大晦日です。
この三線の歌は、明治以前は、ごく少数の曲でしたが、その後、庶民の生活が少しずつゆとりが出るにしたがって、曲が増えているそうです。
今では、毎年、新しい沖縄の歌が出来ていて、沖縄の民謡大会では、大会で優勝すれば、CDを出す人もいるそうです。
仲原さんは、20年に渡り、三線を習って、今では教える立場にあります。
本土からもたくさんの若い人たちが、沖縄の三線の魅力に取り付かれ、仲原さんの下へ練習に来ているということです。何か、本土の若い人の心を捕らえるものがあるようです。
三線は本調子は、C調です。本調子から調子を換えてくると、寂しい曲やスローな曲に変わっていきます。スローな曲になると、1曲が15分ぐらい掛かるそうで、歌詞を長ーく引っ張って歌うようです。
雨の日に、コップに泡盛を注いで、泡盛を飲みながら、1曲を15分ぐらい掛けて、長ーく伸ばしながら、ゆっくり歌うのが、沖縄風の楽しみ方だそうです。
朝日会の仲程學さんも入って、大勢の人が集まって、一緒に、歌と踊りの付いた、牡丹鍋のお料理が終りました。
仲原さんは、自宅に帰っていきました。
とても美味しくて、楽しい夜だったので、仲原さんと「また、是非お会いましょう」というと、固い約束をしました。
金城家の皆さんは、この後、年末恒例のK1をテレビで観戦しています。松葉博雄は、先にホテルに帰って、準備をすることにします。利絵ちゃんが送ってくれました。11時半ごろホテルに戻りました。
ホテルで今夜は、各ホテルから打ち上げる年越し花火を見るつもりですが、クレアちゃんと伊音ちゃんには、お年玉をあげようかなと思っています。お年玉は、いつものアンパンマンです。今回のアンパンマンは、毛布に描いてあるアンパンマンです。
なかなかやって来なくて、もうこれでは12時ということになるので、ホテルの15階屋上に直接行って、そちらで合いました。
ホテルの展望台から見ると、東シナ海に向かって広がる恩納村のリゾートホテルの一帯があります。
ホテルは、右からサンマリーナホテル、左からはルネッサンスリゾートオキナワ、その向こうには、またもう一つホテルがあり、そこから、花火が新年のお祝いに、ポンポン打ち上がっています。
3つの花火が同時に上がるのがもったいないので、「分けたらいいのになぁ」と思っていたら、真向かいのムーンビーチホテルは、12:10から打ち上げということです。
しばらくすると、目の前に、大音響と一緒に、夜空にくっきりと、大きな花火が上がりました。近くで炸裂する花火の迫力は、すごかったです。
花火が終ると、ホテルの松葉博雄の部屋に戻ります。年は改まり、今日は2007年1月1日です。
松葉博雄の部屋に、金城家の皆さんが来られました。ここで、少しだけお酒を飲んで、新年のお祝いをします。
クレアちゃんと伊音ちゃんには、アンパンマンの毛布がお年玉です。子どもはベッドの上で、トランポリンのようにして、遊ぶのが嬉しくて、キャーキャー言っています。
部屋にある、サーフボードを見て、「松葉さん、サーフィンをするのですか?」と驚いていました。
しばらく歓談して、夜も更けて、深夜の1時ごろになると、金城家の皆さんはお家に帰って行かれました。
これで、今夜は終わりです。
2007年1月1日(月)