丹波篠山の黒豆煮をお母さんが炊いて、本土から送ってくれた味を賞味させてもらいました 第93回沖縄訪問(3)
丹波篠山の黒豆煮をお母さんが炊いて、本土から送ってくれた味を賞味させてもらいました。「おんなの駅」で「琉球らあめん」を食べて、夜は朝日会でマグロの頭のぶつ切りの煮込みを頂きました。
【沖縄恩納村前兼久集落のお正月の過ごし方 その3】
お歳暮を配って周った後は、片山さんのお家に行って、片山さんから、最近の朝日会で起きたいろいろな話を聞きました。
僅か1ヶ月の間に、いろんなことが起きていることに驚きました。
片山さんのお家では、お母さんが黒豆を炊いて、本土から沖縄に送ってくれていました。
「味見してみたら」と勧められ、松葉博雄と奥さんは、片山さんのお母さんが作った丹波篠山の黒豆を頂きました。
今年の丹波篠山の黒豆は、不作なので、片山さんのお母さんは、昨年の豆を使って炊いたそうです。
「いつまでたっても、親は我が子が可愛いのだなぁ」と、親心を思いながら、頂きました。
前兼久の公民館がある辺りが、前兼久の銀座通りです。
公民館の近くに、お歳暮を配りに行きました。
前兼久の住宅の庭には、バナナの木があり、たくさんのバナナの実を付けています。「やはり、沖縄は、暖かいのだなぁ」とバナナの実を見て思いました。
朝日会に戻って、一服していると、隣の芝生では、近くの子どもたちが、ゴルフのクラブを使って、パターゴルフを楽しんでいます。
小学生の頃から、ゴルフに馴染んでいると、前兼久からも、宮里藍選手や、上田桃子選手のような、素晴らしいプレイヤーが育つかもしれません。
「お昼は、どこで食べようかな」と、考えて、「おんなの駅」にもう一度行ってみました。新しいお店です。「琉球らあめん」のお店で、ラーメンを食べてみました。
琉球そばは、たくさんお店がありますが、ラーメンのお店は少ないので、本土から来た観光客は、ラーメンを食べたいと思ったら、探さないとお店がありません。
「琉球らあめん」は、流行るでしょうか?お値段は、600円でした。
お歳暮を配って、前兼久の皆さんのお家に行って、ご挨拶をして、お話をしていると、いつの間にか夕方になりました。
夕方になって、いったんホテルに戻って、これから朝日会に行きます。
ホテルから見るムーンビーチの海は、大変な白波が立っています。風は強く、松葉博雄がいる上層階の方では、ヒューヒューという嵐のような音が聞こえてきます。
ひょっとすると雨が降るかもしれません。
朝日会に行ってみると、沖縄の天気を反映したように、寒そうです。テーブルには、いつものような、海の幸、山の幸、川の幸がありません。
ビールを飲みながら、皆さんが頂いているものは、内地から送られてきたみかんと海ブドウです。
しばらくしていると、松田薫さんが、目のついた大きなマグロの頭と尻尾を持って来てくれました。これを煮込んで、今晩の朝日会の肴にします。
今日、話していることは、お正月の1月1日に、餅つき大会をやろうということです。
朝日会では、地域の中心になって、何かをしようという気持ちが芽生えています。その中で、餅つき大会をやろうということになりました。
餅つきの詳細を考えて、片山さんが、明日の大晦日に買い物に行くことになりました。餅米や、食器など、たくさんの人が来るための準備がいります。
餅つきで使う、杵や臼などの道具は、ホテルから借りることになりました。いよいよ、正月イベントが現実味を帯びてきました。
隣にある芝生には、ゴルフのセットがあり、芝生が植わっていますが、ここを一年に1回ぐらいは、管理しようという、朝日会のメンバーがいます。
周りの雑草を芝刈り機で刈って、砂を持って来て、えぐられた芝生の穴を埋めます。松葉博雄もお手伝いをしました。
皆さんがそれぞれ、一人ひとり役割を背負って、地域が維持されていることが分かります。しばらく時間が経って、マグロの煮込みができたので、それを頂いて、金城正則さんのお家に行きます。
皆さんより先に失礼して、金城家にお邪魔します。
2007年12月30日(日)