安倍晋三首相が慶応病院に緊急入院し、記者会見をした日は、満月が近く、沖縄地方は、少しお天気が悪く、月が雲の間に見え隠れしています 第90回沖縄訪問(7)
安倍晋三首相が慶応病院に緊急入院し、記者会見をした日は、満月が近く、沖縄地方は、少しお天気が悪く、月が雲の間に見え隠れしています。
【沖縄恩納村の季節の行事を追って、9月の観月会 その7】
上間信吉さんのお家で氷ぜんざいをご馳走になった後は、一旦、ホテルに帰ります。
恩納村前兼久では、景気の回復を受けて、あちらこちらで、マンションが建っていますが、店舗の開発も進んでいます。
あちらこちらで、古い民家を取り壊し、新しいお店や住宅が建っています。
この辺りの地価もどんどん値上がりしています。店舗を作ると、計画段階で借り手は埋まるそうです。
ホテルでちょっと休憩をしています。テレビを見ると、安倍晋三首相が、入院先の慶応病院で、退陣の記者会見を始めました。相当疲れていたということを退陣の理由にしています。
声もやや震え、表情も生気がありません。「日本はどうなるのだろう?」と思いつつ、ホテルのベランダから前兼久の海を眺めています。
そろそろ夕日が沈んでいく頃です。西の方には、雲がかかり、そこから木漏れ陽が後光を放つように光っています。
「いいことがあるのかな?」と思ったりします。夕方の6時を周ったころ、朝日会に出掛けます。
今日は、満月に近くなってきているので、潮の満ち引きが大きくなり、水位が高くなっています。
もう護岸のギリギリのところまで、水位が高くなっています。ダイビング客は、連休が終わるので、今日はあまり見られません。
そろそろ月が満月に近くなってきますが、今日は雲が出て、月が見えません。
ちょっと雲間から月が出て、「明日あたりが満月かな」ということが分かります。
今日は、上間信吉さんが、ピザを差し入れてくれたので、朝日会の食べ物は、ピザから始まります。
上間雄明さんが三線を取り出して、「19の春」だとか、「ラバウル小唄」などを弾いてくれます。懐かしい曲です。
松田正さんが来ました。山城興善さんも来ています。お酒に強い人が参加すると、オリオンビールと泡盛の「美しき古里」が、進みます。
「美しき古里」は、アルコール度が20%で、強くないので、飲みやすいです。だんだんと、月が頭上に上ってきました。
朝日会で話していることは、プライベートなことも多く、伝えることも難しいのですが、話題は、だいたい皆さん、今日あったことを、それぞれ報告し合います。
「今日はこんなことがあった、あんなことがあった」と話し、自分が知っている情報を話します。
今日は、前兼久港で、ダイバーのインストラクターが、海に潜っているときに、亡くなったという話を聞きました。
ダイバーの方が亡くなったという連絡が入り、救急車が駆けつけました。発見者が奥さんでしたが、ダイビングの機材にも問題はなく、持病もなく、原因はまだ分かっていません。
朝日会は、ある程度時間が経ってくると、みなさん、少しずついなくなります。皆さん、家に帰るとか、カラオケに行くとか、次の行動に移ります。
金城家でくつろいでいると、国道58号線にパトカーがけたたましくサイレンを鳴らして、駆けつけてきました。
近くのようなので、ちょっと行ってみました。そうすると、「沖縄ダイニング・我空我空」という店の駐車場で、接触事故があったようです。お互いがレンタカーの「わ」ナンバーでした。
金城家では、今日は、松葉博雄の担当で、スジコン丼を作ることになりました。作ってみると、「スジ肉が堅い」ということが分かって、急遽おでんのスジ肉に変えました。
この堅いスジ肉は、もう一度煮込むことにします。
スジコン丼というのは、沖縄では、珍しい料理のようで、金城家では初めての味のようです。結果としては、吉野家の牛丼より美味しいということになりました。
上間信吉さんのお家で頂いてきた、ぜんざいをこちらでも頂きます。
上間サヨさんの料理は、この地域でも大変な評判です。普通のぜんざいとは、味が違うようです。
松葉博雄は、ぜんざいを食べたことはありませんが、食べた人は、「とても美味しい」ということです。
帰り道、「カクテルBAR CHICKEN」に寄って、オーナーの仲村さんに、結婚おめでとうの挨拶をします。
とても嬉しそうです。松葉博雄夫妻にも、結婚式に出席のご案内がありました。
沖縄の結婚式は楽しいので、行きたいです。
ホテルに戻って、ベランダから外を見ると、ちょっと雨が降ってきました、明日のお天気はどうなのでしょうか?
2007年9月24日(月)