沖縄訪問記のブログ記事を金城正則さんと金城千賀子さんがスマホで見ています。
投稿No:7784
金城千賀子さんへのお土産は、三田文のミンチカツとコロッケです。 第166回沖縄訪問(4)
金城正則さんと、金城千賀子さんのお家を訪れるのは、今年の1月以来3ヶ月振りです。
金城家に何か変わったことはないか、気になる事をお尋ねすると、特になかったそうです。
清明(シーミー)祭の前に、前兼久の家庭でも、主婦の皆さんはお墓の前にお供えするお料理作りに追われています。
外から見ると楽しそうな清明祭のお弁当も、主婦にとっては他の家と比べられる、辛い任務なのです。
一層のこと、お店で買った出来合いのお料理を持って行った方が楽だと言えます。
松葉さんに食べてもらいたいと思って、金城千賀子さんは、お魚を唐揚げにしてくれました。
これは、親戚の人が追い込み漁で獲った魚です。
唐揚げにして持って来てくれたのかと思っていたら、金城千賀子さんのお話では、そんなにまでしてくれる人はいませんということです。
お魚の鱗は、一つずつ金城千賀子さんが捌いたそうです。
お魚を捌くのは鱗だけでなく、はらわたも取り出す根気の要る作業です。
手の込んだ魚の唐揚げを作って頂いたので、感謝しながら頂きました。
とても美味しかったです。
神戸からは清明祭にお供えする為に、おかきを持って来ました。
それから金城家の皆さんに食べて頂きたく、丹波の「肉の文」のミンチカツとコロッケを持って来ました。
金城家には、3人のお子さんが独立した生計をを立てているので、それぞれのお家にもミンチカツとコロッケを用意しました。
皆さん、このミンチカツとコロッケが大好きです。
今夜の夕食は、千賀子さんが予め用意してくれたお料理を頂きました。
前回年末年始にお会いした、愛媛から来ている青木千茄さんも一緒です。
社長研究室の沖縄の訪問について、アクセスが多い事をお話しして、金城千賀子さんにスマホで写真を見てもらいました。
小魚の唐揚げは、沖縄では頭から食べて、残すところなく全部食べるそうです。
上手に食べないと、小骨が喉に刺さったら大変です。
食事中、テレビでは清明祭についての番組をやっていました。
いよいよ清明が近づいています。
清明(シーミー)は200年以上前、中国から伝わったとされる伝統行事です。
沖縄では、一族の結束がとても強く、清明を維持する為に、30~40代の若手が運営委員会を作って準備をしています。
最近、墓仕舞いという言葉をよく聞きます。
お墓を守る人が、お墓を守りきれなくなっています。
特に核家族になって、地方から都会に移ってきた場合は、お墓から離れてしまって、お墓の管理まで手が回らなくなっているのが現状です。
これに対して沖縄では、一つのお墓を一族で共同して守っていくので、墓を守る人数が足りなくなる事はありません。
しかし、伝統は少しずつ変化していて、一族のお墓から離れて、自分のお墓を新たに建てる人達も現れています。
こうなると、お墓を守る人はうんと少なくなり、男性の血統が途絶えると、墓仕舞いになることもありえます。
2018年4月5日(木)