沖縄では珍しい豆ご飯を炊きました。

世にも不思議な物語です。カーナビがセットしていないのに、片山正喜さんの留守宅に誘導してくれました。 第159回沖縄訪問(6) 社長ブログ沖縄/カーナビ不思議な現象

カサ・ラ・ティーダで昼食をとり、その後恩納の駅で買い物を済ませると、次に具志川のメイクマンに行くつもりで、カーナビをセットして、カーナビの誘導の通りに車を運転していました。

ところが、おかしいなと思うのは、まるで方向が違うのです。

目的地は、ホームセンターのメイクマンです。

メイクマンはこれまで何度も行っていますが、見られた光景と違います。

おかしいなと思いながらもさらに運転を続けると、片山正喜さんの家にナビされました。

なぜなのかさっぱりわかりません。

片山正喜さんは今、オーストラリアに旅行に行って不在中です。

なので片山正喜さんの家に寄っても、本人不在だということは分かっていることです。

不思議な現象で片山正喜さんの家に着いたので、車を降りて片山正喜さんの家の戸締まりを見てみました。

もちろん鍵はちゃんとかかっていて、外部から誰も入ることは出来ません。

驚いたのは、勝手に片山正喜さんの家になついて、いつの間にか住み込んでいる猫が留守番をしていました。

片山正喜さんの考えでは、野良猫は自分で食糧を調達する能力を持っているそうです。

仮初めの飼い主が不在になっても、猫は昆虫を捕まえたり、家の周りにある食べ物を探して、飢えをしのぐそうです。

片山正喜さんの家を見た後、もう一度カーナビをセットして、今度はホームセンターのメイクマンに無事到達する事ができました。

メイクマンでは、神戸の温室に入れる亜熱帯植物を探して、一部購入出来ました。

恩納村前兼久に戻った頃は、夕方です。

前兼久銀座のお店の明かりは、少しずつ輝き始めています。

夕食は金城家に行って頂きます。

奧さんは、ホテルの自室の炊飯釜を持って金城家に来ています。

奧さんはこの釜で豆ご飯を作ります。

この豆は先日、丹波篠山で買ってきた豆です。

金城家のコンロを借りて豆ご飯を炊くつもりです。

ご飯の釜から湯気が出て、煮汁が出てくるようになりました。

この煮汁を逃がさないようにすることが、ご飯が美味しく炊ける秘訣です。

豆ご飯が炊きあがりました。

沖縄では、豆ご飯を作る家庭は珍しいようで、豆ご飯を頂くのはあまり経験がなかったので、金城千賀子さんと、家族の皆さんも豆ご飯が気に入ったようで、美味しいと喜ばれました。

奈良で買ってきた漬け物も持ってきています。

ハウラ君はすっかり大きくなって、立って走り回っています。

三田の肉の文で買ったミンチカツとコロッケを沖縄に持ってきているので、金城家にも持ってきています。

コロッケとミンチカツは、170℃の温度で揚げます。

コロッケとミンチカツが揚がり、お皿に盛りつけます。

金城正則さんには清酒を持ってきています。

前兼久ハーリーが近づいて来たので、区長の金城正則さんは、遅くまで打ち合わせに付き合っていて、今夜も帰宅できたのは、日が沈んだ後でした。

区長の勤務時間は、恩納村役場と同じように、朝9時から始まり、お昼12時に一時間休憩があり、午後は5時で勤務時間の終了になります。

ところが、いろいろ行事があると、5時では終われません。

皆が揃ったので、豆ご飯と、ミンチカツ、コロッケを頂きました。

金城正則さんが、珍しいお酒があると出してくれたのは韓国のお酒です。

飲んでみると甘口のお酒で、二人で飲めば瓶一本はすぐに空になりました。

今、金城家で二人の男の子の孫が、存在の中心になっています。

ハウラくんとハウル君です。

ハウラ君と、ハウル君、よく似た名前です。

皆さんで晩ご飯を食べて楽しい食事会になりました。

沖縄では、男の子への期待が強く、家を継ぐ家族には、男の子がいなければ、誰が仏壇を守るのか、真剣に議論されています。

しかし、子供は天の授かりもので、男の子ばかりが生まれるわけではありません。

でも、男の子が生まれると、皆さん大喜びです。

2016年6月6日(月)


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