前兼久区長の金城正則さんの楽しみは、前兼久公民館の完成です。
寄せ鍋を長時間煮続けると、蟹は出汁がらになりそうです。 第156回沖縄訪問(17)
金城正則さんから、お家で寄せ鍋を一緒に食べませんか?とお誘いがありました。
金城家に着くと、台所では金城千賀子さんが既に寄せ鍋を完成させてくれていました。
寄せ鍋の中には、蟹や鶏肉が沢山入って、これだけ沢山食べられるかな?というほどのボリュームです。
神戸から紹興酒を持ってきました。
紹興酒のあては、金城正則さんが近くの海でとった、貝の「テラジャー」です。
紹興酒は、氷砂糖と一緒にストレートで飲みます。
これがとても美味しくて、金城家にお土産に持ってきたにも関わらず、飲んでいくピッチは、金城正則さんより松葉博雄の方が遙かに早いスピードです。
寄せ鍋を2鉢も作ってくれたのは、大人4名、子供2人の6名でお呼ばれに来たからです。
蟹はあまり煮詰めると、旨みが出汁になってしまい、身は出し殻になりかねません。
そこで、蟹の身は先に取り出し、別の皿に移していた方が、蟹を味わう事が出来ます。
金城正則さんは、紹興酒の蓋を開けて、どんな味の紹興酒なのか、期待に胸が弾んでいるようです。
しかし結果的には、あまり好みに合わなかったようで、最初はお付き合いで飲んでいたものの、二本目の紹興酒になると、あまり進まなくなりました。
寄せ鍋のスープは、沢山の食材のエキスが溶け出して、とても美味しい味です。
これでお粥を作れば、美味しそうです。
紹興酒2本を開けてしまい、ビールも泡盛も飲んで、かなり酔いが回ってきました。
〆は、寄せ鍋の出汁を使ったお粥です。
とっても美味しいお粥でした。
何杯頂いたのかは、酔っていたので覚えていません。
素面の奧さんの話では、松葉博雄はかなり酔って、同じ事をぐだぐだと話していたそうです。
それは、立派な酔っ払いの姿でした。
前兼久の区長の金城正則さんは、今年の大きな仕事として、公民館の完成があります。
今ある公民館から、新しい公民館に移ると、いろいろな行事が待っています。
2016年の5月頃の予定ですが、落成式があります。
このときには、松葉博雄と奧さんに来て欲しいそうです。
どんな公民館が出来るのか、今から楽しみです。
2016年1月