沖縄の風に当たっています。日本一人口の多い村読谷村の 座喜味座喜味城跡で沖縄の苦しい時代を回顧しています。
沖縄の風に当たっています。日本一人口の多い村は、読谷村(よみたんそん)です。沖縄恩納村/リゾート生活/読谷村 座喜味城跡 第155回沖縄訪問(7)
沖縄の風に当たっています。
まだ沖縄に一度も行った事がない昔の頃、
本で読んだ沖縄の話を思い出します。
沖縄が九州の薩摩藩島津氏によって支配された頃は、
薩摩藩の沖縄への過酷な課税があり、
その苦しい納税の物
語を読んで、沖縄が昔も現代も、
苦しい立場にあることを知りました。
座喜味城跡は石垣だけで、建物は何もありません。
この石垣の上に建築物が乗っていた時代には、
どんな生活があったのでしょうか?
島津氏は沖縄支配の時、
沖縄の民百姓には勉学をさせないようにしていました。
算数も、そろばんも教えていません。
そこで民百姓は、
縄を使ってそろばんの代わりのような物を作っています。
お城を見て回っていると、行き交う人が沢山います。
中国語で話している人達が多い事に気がつきます。
お城の中心に行くには、いくつもの門をくぐって、
奥へ奥へと進むようになっています。
お城の見学を終わった後は、
読谷村(よみたんそん)が経営する資料館に寄ってみました。
資料館に入ろうと思っていたら、
入場料がいるということで考えが変わり、
引き返しました。
資料館の入り口の周りには、
中国から伝わって来たと言われる、
人を埋葬する為の甕が並んでいました。
資料館の前にとまっているトラックには、
日本一人口の多い村読谷村と書かれています。
では、読谷村の人口はどのくらいいるのでしょうか?
人口は4万1642人(2020年12月末現在)。
1960年から人口は増え続けています。
2014年に村では全国一になりました。
ほとんどの町より人口が多いのに町
になる気がさらさらない村です。
これなら、読谷市になります。
2015年10月3日(土)